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［社会］　我が国初の人参博物館、正式に開館 吉林省撫松県、中国人参の世界進出への足場を用意 世界最大の人参生産地として浮上している吉林省で、中国人参博物館が門を開いた。 吉林省白山市撫松県で先日、機関名掲示式を行い、正式に開館した吉林人参博物館は、 2200平米の面積に 地上 2階の建物で、人参の歴史、品種、種子繁殖、新薬開発、多様な人参製品などを展示している。 人参博物館の関係者は 《今まで中国に人参を専門的に展示する博物館がなかった状況で、人参の故郷と呼ばれる撫松県に 国家級の人参博物館が建設されたことに大きな自負を感じる》とし 《人参博物館が撫松県に建設されることになったのは、 ここが人参の栽培に最適の条件を備えているから》と明らかにした。 彼は続いて 《人参博物館は中国人参を所蔵、保護、研究して、人参文化を発展させることが目的》と言いながら 《人参博物館の建設で中国人参が世界へ進出出来る足場が用意された》と付け加えた。 紹介によれば、吉林省は中国はもちろん世界の人参主要生産地だ。 現在、吉林省の人参は薬用、栽培など基礎研究の 分野で世界の先進水準に達している。人参生産の地域は天恵の自然条件を誇る長白山周辺地域。吉林省撫松県万良鎮は、 現在、中国最大の人参集散地に浮上している。 吉林省の人参輸出量は全国の 90％を占め、主に香港、台湾、日本、 米国とシンガポールなど 20余りの国と地域に輸出されている。 （吉林新聞　２００８年９月２５日） Copyright(C) 朝鮮族ネット