［社会］ 延辺 90％の小中学校が地震防御標準に不合格
6月 20日から、延辺州政協では、上級の指示に従って連合調査チームを編成し、延辺州の 521の小中学校
1502棟の校舎の安全情況について、専門的な調査を展開、調査報告を作成したが、多くの校舎に安全の問題が存在していた。
この調査報告によると現在、州全体の地震防御施設要求水準に到達しない校舎は 1359棟で、州全体の小中学校
校舎総数の 90.5％を占めており、建築面積は 156万 7110平米で校舎総面積の 79.6％を占める。 調査結果において、
専門家たちは D級危険校舎は 61棟で C級危険校舎は 197棟であると認めた。
調査結果によれば、これほど多くの校舎が地震防御施設標準に到達していない原因は、一部の学校の建設年代が比較的
古く、一部の学校は既に使用年限を過ぎているか、近付いており、一部は建設当時の条件制限において建設標準が
低かったため施工が規範化されておらず、建材が要求に合致していないことにあった。
これ以外に過去、延辺州では建築物に対する地震防御施設要求を提起しておらず、80年代末に
なって初めて地震防御標準を実施したという事情もある。
（吉林新聞 ２００８年９月１０日）
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