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[経済] 全国初、対内貿易の貨物が国境を越えて運送

牡丹江税関、中露陸海連合運送大通路を開拓、ロシアの港を利用して南下

最近、牡丹江を運送出発地として、価値が 41.6万ドルに達する 20個のコンテナが牡丹江税関で 通関手続を終え、綏芬河税関を通じてロシア・ウラジオストクに到着し、ウラジオストク港を経て上海港に到着した。

これは、全国で初めて対内貿易をする貨物が国境を越えて運送されたものだ。

対内貿易貨物が、なぜロシアの港を経て運送されたのだろうか? ハルピン税関によれば、黒龍江省は国内 鉄道の最も端に位置しており、鉄道による南方への運送が過密になっており、省内に港湾もないため、穀物、 石炭、石油、化学製品など大量の資源性物資とその他の工業完成品のスピーディーな運送を実現しにくい。

今年 8月、税関総署は牡丹江税関を出発地として、輸出と税関転換の方式で対内貿易貨物が国境を越えて運送 されることを許可し、中露陸海連合の大通路が可能になった。すなわち、国内貨物を綏芬河税関を通じてロシア 極東地域のウラジオストクやナホトカに運んだ後、海運方式で我が国の東南沿海港や国外へ運送する '中−露−中'、'中−露−外'の運送モデルだ。

国境を越えてのこのような運送は、国内の運送力の緊張を緩和させる外、運送方式が国内の鉄道運送に比べて 距離を短縮させる。 牡丹江を例に挙げれば、この地域はロシア極東地区と隣接しているため、太平洋側の 最も近い港であるウラジオストクから僅か 300kmしか離れていない。

牡丹江から綏芬河を経てウラジオストクに到着した後、上海や広州へ運送すれば、陸路の運送よりも距離を それぞれ 820km、1100km縮める。 ウラジオストクを経て韓国の釜山や日本の神戸へ運送すれば、牡丹江 から大連港を通じて運送するよりそれぞれ 866km、1200km縮めることが出来る。

対内貿易が国境を越えて運送される業務は、税関総署で老工業基地の振興を支援するもので、我が省の企業 が重要な港湾を得て、ロシアに対する地域と経済貿易のメリットを活用し、南方運送力の緊張を緩和し、 ひいては中露経済貿易協力においても重要な意義を持っている。

(黒龍江新聞 2008年9月9日)
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