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[文化] 朝鮮族・朴文堯、世界の囲碁界に台頭



朝鮮族の囲碁棋士が中国の囲碁界、さらには世界の囲碁界を驚かせている。黒龍江省ハルピン出身の朴文堯(5段)棋士は現在、 中国囲碁順位 5位で、世界唯一の朝鮮族囲碁プロ棋士だ。 現在、朴文堯は中国囲碁甲級連盟戦貴州白霊チームで絶対的な主力として活躍している。

朴文堯は先日、中国国家チームを代表して日本棋院で開かれた第4回トヨタ&デンソー杯王座戦で小県真樹(日本)、李昌鎬(韓国)、 睦鎮碩(韓国)、謝赫(韓国) など東洋 3国の強者たちを順に破りながら、堂々と決勝戦に進出した。来年初、古力と優勝を争うことになる。

朴文堯は黒龍江チームに登録している選手で、 2003年以前まででも労賃が不明確で、外地の競技で自分が一部の費用を負担しなければならなかった。 雲南チームは朴文堯が登録期限が満期になったことを知り、正式選手として登録するように努力したが、黒龍江チームはこの知らせを聞いて黒龍江省で 正式選手として昇給させると立場を明らかにした。その 結果、朴文堯が黒龍江チームに残ったが、黒龍江チームは今まで中国囲碁甲級連盟戦に出場したことが なかった。 その後 2年間、朴文堯はその他の少年棋士たちと自発的に訓練を続けた。 こんな環境の中で、多くの少年棋士たちは途中で諦めたが、 朴文堯は最後まで続けた。

2005年、大連チームの劉小光 9段が朴文堯を、黒龍江チームと相談して大連チームに借用させた。 朴文堯はその年、初めて中国囲碁甲級連盟戦に参加して 12勝9敗を記録、次々と古力、王磊、胡耀宇、睦鎮碩などのベテランたちを破り、実力を誇示した。 大連チームと貴州白霊チーム間の競技で、 朴文堯は不敗を維持し、貴州白霊チームに深い印象を残してくれた。 その年末、貴州白霊チーム監督の張葵は、黒龍江棋院と朴文堯の移籍問題について 協議を続けたが、受け入れ難いほどの高額の移籍費用のため、相談借用方式で貴州チームに入団させた。

2006年、中国囲碁甲級連盟戦が始まった後、朴文堯は調子が良くなかった。 彼は "自分が競技をうまくコントロール出来なかった"と自分を責めたりもした。 シーズン終了の後、彼は 13勝9敗の成績に満足できなかった。

2007年、朴文堯は旋風を巻き起こした。招商銀行杯競技で彼はベテランたちを次々に打ち破っただけでなく、決勝戦で陳耀Y 9段を破って優勝を決めた。 その年、中国囲碁甲級連盟戦で朴文堯は邱峻 8段、馬暁春 9段、董彦 7段などの強豪たちを破り、 7戦全勝を記録、その後、劉星 7段に敗れた後、 再び 6連勝をして一年間 16勝5敗で常昊9段(20勝2敗)に続く記録を打ち立てた。

彼の現在の監督・張葵によれば、朴文堯は天才的な技能はないが、最も堅実で安全な試合運びの気風を持っていると明らかにした。

今年は囲碁甲級連盟戦で第9節が終了、朴文堯は現在 8勝5敗を記録している。

(黒龍江新聞 2008年9月4日)
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