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［社会］　野生カモメが養魚場の稚魚食べ、被害の補償を申請 8月 23日、琿春市敬信鎮で養魚場を経営する李承吉は、琿春水産部門事業関係者の案内により、琿春野生陸生動物被害補償 弁公室を尋ね、カモメなどの鳥類が魚を食べてしまった経済損失に対する補償を申請した。 李承吉の話によれば、今春、彼は敬信貯水池の養魚場を引き受けて、その水域に鯉、紅鮭、武昌魚など 200万匹の稚魚を入れた。 ところが間もなく養魚場にカモメ、マガモ、ウなど大量の鳥が飛んで来て、数ヶ月も経たないうちにこの水域で約 10トンに 達する 60万匹の稚魚を食べてしまい、これによる直接的な経済損失は 9万元ほどに及んだ。 水産所事業関係者の紹介によれば、養魚場は中露国境付近の湿地に位置しており、日本海からの直線距離は 10km にも満たないため、毎年、水鳥が移動する時には数十万匹もの水鳥が敬信湿地に寄り集まるという。 調べによれば、琿春野生動物補償弁公室の関係者は、現場調査を経て最近の賠償事件を処理した結果、鳥類による稚魚補償事件は 琿春で初めて発生したものだと語った。 （吉林新聞　２００８年８月２７日） Copyright(C) 朝鮮族ネット