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[社会] 朝鮮族社会、オリンピックの熱気に包まれる



8月 8日、北京オリンピック開幕が目前に迫り、中国全域がオリンピックの熱気でかっかと盛り上がる中、朝鮮族社会の北京オリンピックに 向けた応援の熱気も盛り上がっている。

朝鮮族の青一色で飾られた延辺歌舞団は、今度のオリンピック行事開幕式前のパレードに 100人の舞踊俳優たちを出場させ、延辺の歌舞 《延辺の春》を披露する。 この文芸種目は 34の省、市、自治区から推薦された 195の歌舞種目のうちから選択の上で公演される 28種目に入った もので、世界に中国朝鮮族の威容を誇り、延辺を大きく広報するものになるだろう。 具体的な公演時間は 8月 8日夕方 6時50分、主競技場である 国家体育場 《鳥の巣》の中で 3分20秒間公演されることになっている。

中国で有名な朝鮮族 4人組グループ 《アリラン》は、各種のテレビ番組と大型文芸行事に積極的に出演、オリンピックの声援にて活躍している。 北京オリンピックを 56日前に控えて始まった 《中華 56民族の歌》 大型音楽リレー行事の最初の曲に我が民族の 《アリラン》が選定され、 この曲をまさに彼ら 4人組 《アリラン》グループが歌い、再び中国全域にセンセーションを巻き起こした。

朝鮮族の大学生たちも各種のオリンピック応援イベントにそれぞれ色鮮やかなチョゴリと派手な花模様の韓服を着て、人々の視線を集め、 ボランティア活動にも積極的に出て好評を受けている。 特に朝鮮族の大学生たちの韓国語サービスで中国と韓国の間の各種の交流活動に自分 たちだけの能力を誇示し、正しい礼節と身だしで、朝鮮族文化の品位を誇ることにより注目を集めている。

オリンピック応援の名目で自転車にて延辺を一周する朝鮮族 3老人が現われた上、延辺州は 600人余りが参加したオリンピック記念 《8.15》 老人節文芸公演を盛大に開催、朝鮮族の大学生たちが参加したオリンピック記念長白山自転車遠征活動も展開している。

吉林省内で聖火リレーに参加した朝鮮族は合計 54人、 多くの朝鮮族が韓服をきれいに着飾り、朝鮮族学生たちを多数含む声援の人波に 挟まって聖火をリレーした。

延辺でのオリンピック聖火リレーは去る 7月 16日だったが、雨が降りやまなかったこの日の聖火リレー行事にも多くの人波が殺到し、 聖火リレーの熱気を加えた。 この日、大雨の中で聖火リレー走者として出た延辺歌舞団歌手の任香淑さんは、私たちの民謡 《トラジ》を 歌いながら降りしきる雨の中を走った。 彼女は 《オリンピック聖火リレーを通じて私たち延辺の文化、芸術を世界に知らせることが出来る という思いを強くした》と語った。

4人で構成された延辺サンモ踊り出演チームは、 8月 5日から 20日間、北京オリンピック公園でサンモ踊りを披露する。 彼らは、世界が注目 するオリンピックの期間に私たちの伝統舞踊を披露することができることについて 《誇りを感じる》とし 《中国朝鮮族の文化を広報することが できる良い機会》であり 《延辺朝鮮族を世に知らせ、今後は世界の舞台に進めるように協力を惜しまない》と口をそろえた。

延辺婦幼保健病院は、オリンピック開幕式の日に産まれる延辺の 《オリンピック新生児》の出産に必要な 3000元ほどの医療費を免除する事とし、 ボランティアに参加する延辺東北亜旅客グループ有限公司は、オリンピック奉仕のため 10台の豪華バスを北京に派遣し、共青団延辺州委は奉仕 青年 8人、延辺の通信会社では 30人の技術ボランティアを北京に派遣した。

朝鮮族社会の北京オリンピック応援の熱気は、オリンピックの開幕とともにスポーツ競技がスクリーンを焼く間、ずっと加熱し続ける見込みだ。

(吉林新聞 2008年8月5日)
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