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[文化] 生態文化を失えば歴史の罪人に

延辺中国朝鮮族生態文化発展会を設立

中国朝鮮族生態文化の発掘と整理・保護及び発展がこれ以上看過出来ない課題として浮上している。 この歴史的課業を遂行することに主旨を置いた '延辺中国朝鮮族生態文化発展会'が中共延辺朝鮮族自治州 党委常務委員兼宣伝部長である李興国、州人大常務委員会秘書長・金中岐そして州及び図們市 該当部門の指導者たちが参加した中、去る 7月 18日、 緑陰芳草生い茂る風景が秀麗な図們市長安鎮に 敷地を陣取った龍家美苑で設立された。


▲'延辺中国朝鮮族生態文化発展会'が去る 7月 18日、図們市長安鎮にある龍家美苑で設立された。

今日、現代工業の急速な発展と人類自体の人為的な破壊により、私たちの周辺の自然生態が見るも無残に 踏み付けられ、均衡を失っているのは周知の事実である。 私たちの先祖が創造した貴重な文化が一つ、二つと 音もなく私たちの周辺から消えて行きつつある状況だ。 大変に悽惨で胸の痛む現実に直面し、もはや私たちが 生態文化を保護しなければ、我が民族の文化が遠からず完全に消失してしまうだろう。そして、私たちの世代で 我が民族の文化を保護しなければ、私たちは歴史の罪人になってしまうだろうというのが、設立大会に参加した 専門家たちの鋭い指摘だ。

このような歴史的な使命感が切迫した現時点で、延辺中国朝鮮族生態文化発展会が設立されることにより、我が民族 の生態文化を専門的に発掘・整理して保護する上で、組織的な担保が必要になったと設立大会参加者たちが一様に認めた。

設立大会では、金煕政(前延辺大学党委書記)を初代会長に、畢チュングク、李光洙、徐鳳鶴を副会長に推戴した。

金煕政会長はこの日、会長事業受諾の演説で "人間と文明が調和を成せば、私たちの宇宙・自然が無限な生命力を守ること が出来るように、文化もこれからは自然生態の原理どおり、伝統文化と現代文化、本土文化と外来文化、中華文化と民族文化の 間をしっかりと調和させなければならない。 それでこそ中国朝鮮族文化も、その伝統性、民族性、生態性をさらによく活かして行く ことが出来る"と指摘し、 "私たちの民族文化の伝統と特色を継続的に発揚し、調和ある文化、調和ある延辺を建設するため、 最善をつくす"と述べた。

今度の行事で副会長に推戴された龍家美苑の畢チュングク苑長も "文化とは人類の魂であるだけでなく、同時に民族の魂だ。 文化がなければ民族もない。 もし私たちが我が民族の生態文化を忘れてしまえば、私たちは民族のルーツを忘れてしまうこと になる"とし "中国朝鮮族生態文化の発掘、保護、継承、発展事業をしっかりとして、現代人の審美感覚に合うように整え、 我が民族の生態文化が子々孫々続くようにするため、共同奮闘しよう"と訴えた。

(黒龍江新聞 ユン・ウンゴル、キム・ソン記者 2008年7月29日)
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