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[経済] 610万匹の回遊魚類、図們江に放流

稚魚の価値総額 60万元、初の現場公証も



図們江の漁業資源を増殖し、水域生態環境を改善し、国際漁業合作を推進、漁民たちに恩恵を与えるため、 8日、 国家農業部と吉林省政府では共同にて大規模な増殖資源放流行事を行ない、図們江にサケ 10万匹を含め、さまざまな稚魚 600万匹を放流した。その価値総額は 60万元で吉林省史上最高だ。

セレモニーで副省長・王守民は、マス、カマツカの人工増殖放流事業は国と民に利益をもたらし、子々孫々に福をもたらしてくれる 生態漁業の希望の工事であるとして、この事業は漁業資源と品種保護のために重要な意義があると強調した。

放流活動が始まった後、セレモニーに参加した指導者たちは、コイ、フナ、カマツカなど 610万匹の回遊稚魚をゆっくりと図們江に 流し込んだ。中国農業部副部長・牛盾、吉林省副省長・王守民、吉林省水利庁庁長・張徳新、副州長・王福生、ロシア連邦太平洋 漁業研究センター国際処処長ナザロフなど、国内外の政府官員たちが放流セレモニーに参加した。

今度の増殖資源放流行事は初めて農業部と吉林省政府が共同で行い、初めて公証処を招いて、放流地域、時間、品種、数量と 規格などについて現場公証を実施し、ロシアの漁業部門代表を招待して参加させたあたり、国際的な影響も深い。

図們江は長白山の将軍峰東岸を発し、中朝両国の国境の川で、我が国で唯一多くの種類のサケが現存する国際河川であり 《魚の背を踏んで川を渡り、棒で魚を捕る》という伝説もある。



ここ何十年もの間、図們江水域の汚染が加速化し、工事建設プロジェクトが多く、漁業水域の生態環境が深刻に破壊され、 漁業資源が衰退しており、年産量は90年代の 1000トン余りから現在の 100トンほどに減少し、一部の品種は絶滅危機に 瀕している。 図們江漁業の直面した情勢は、非常に深刻で、総合的な措置で保護を強化しなければならない。

およそ何年間かの経験から見て、増殖放流は図們江の漁業資源衰退を食い止める上で相対的に効果的な方法の一つだ。

(吉林新聞 2008年7月9日)
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