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[文化] 密江郷、楽しい縦笛の音で国内外の観光客を吸引



《縦笛の故郷》として世に広く知られた琿春市密江郷では、楽しい我が民族の縦笛(トゥンソ・洞簫)のメロディーで国内外の 観光客たちを惹きつけている。

密江郷の縦笛は 1930年代から始まった。 図們江を渡って来た朝鮮のある移民が、密江に腰を据えて縦笛を吹き始めたが、 徐々にここに定着した農民たちは労動の余暇として彼から縦笛を学び始め、縦笛を吹く人が増え始めた。 当時、縦笛は農民たちには大変楽しい娯楽であり、精神的な拠り所だった。 その後、我が民族の哀歓と希望と喜びを盛り込んだ 縦笛の音が密江郷に響き始めた。

1994年、国家文化部の責任者が 《全国辺境文化回廊の建設》 現地会議のため、延辺を視察して以来、この郷の縦笛は世の中に 広く知られ始め、琿春市では密江郷縦笛を民族特色文化ブランドとすることに決めた。 1999年に密江郷に縦笛協会が設立され、 現在 100人余りの会員がいる。そのうち年齢が最も高い会員は 78歳で、一番年若い会員は 14歳にしかならない。

2006年、この郷では密江トゥンソを対外的に広く知らせるため、第1回琿春密江文化観光祝祭を開催、今年は韓国束草市国楽団と 連携して縦笛チームメンバー 80人が演奏する国楽フェスティバルを開いた。 琿春市密江郷文化所・梁雲峰所長は 《縦笛を通じて朝鮮族の民族文化を継承、発展させて密江の知名度を大いに高めようと思う》と し、《縦笛と密江の美しい 景色を組み合わせて、観光経済を積極的に発展させることに力を注ぎたい》と語った。

去る 6月 14日 《国家文化遺産日》を迎え、この郷の縦笛は私たちの州で二番目に国家級無形文化財リストに入った。

(吉林新聞 2008年6月24日)
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