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[文化] 九台で扶余、高句麗遺跡地を発見



長春地区九台市文物保護管理所では、先日、九台市上河湾鎮双和村と玉豊村で 2000年余り前の山城遺跡地2ヶ所を 発見したと 《新聞画譜》が報道。 専門家たちは昔の扶余国が残した軍事要塞と推定している。

専門家たちの目には 《財宝》に見えるこの丘を上ると、土と石で構築された垣根の基礎がグルリと巡らされているのが 見えたが、垣根の中間に空間があるのを見ると、城門のあたりであったものと推定される。 垣根の中の面積は 1000坪平米余りだった。

尾根から遠くを眺めると、 10kmほど離れた2ヶ所にも上述した山城があり、三つの山城は 《品》の字を形成していた。

九台市文物保護管理所・高中武所長によれば、去年から全国的に第3回文物普遍調査を進めている。これに先立ち、 上河湾鎮で既に 8ヶ所の山城遺跡地を見つけたが、今度さらに2ヶ所を発見した。

専門家たちは次のように考えている。これらの山城遺跡地の共通した特徴は、全てが松花江西岸の尾根に位置しており、 面積は一般的に 1000平米〜3000平米に及び、今から 2000年余り前に築かれたものだ。視野が開け、遠くまで眺めることが 出来る位置または交通の要衝地に位置しており、守るに易しく攻撃するに難しい所だ。

遺跡地に遺物が比較的少ないため、年代鑑定にある程度の難しさがあることはあるが、専門家たちは山城の構造を 見て遼金時代にまで続いて来た扶余政権、高句麗政権と渤海政権であったものと判断している。

(吉林新聞 2008年6月19日)
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