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[文化] 延辺、ペナルティーキックで 北京宏登に1:0勝利

 

5月 31日午後 3時、2008 中国サッカー甲級リーグ第 8節、延辺チームはホームで北京宏登チームと対戦した。

南昌八一チームとのホーム対戦の後、延辺チーム監督・趙永遠の 《不安定要素説》で、延辺サッカー界だけでなく 全国サッカー界の注目を集めた延辺チームは、 3週間の貴重な休憩を経て今日の午後、ホームにおいて 6戦 3敗 3分で 甲級最下位になっている北京宏登チームを迎えた。

スーパーリーグ進出を目標とする延辺チームは、今度の競技に勝てばスーパー進出の希望をつなぐことが出来る。 趙永遠監督に対する延辺サッカーファンたちの不信が徐々に大きくなっているため、今度の競技で趙永遠監督の現場指揮力に期待が集った。

競技が始まると延辺チームは、攻撃態勢を立てて相手の守備を苦しめたが相手に致命的な打撃を与えることができない。 一方で北京宏登チームの反撃が冴え、延辺チームのゴールを何回も脅かした。

前半 33分頃、延辺チームは右からのフリーキックにて北京宏登チームのゴールを威嚇した。これは競技開始後、相手のゴールに 対して直接的な脅威を与えた延辺チームの最初の攻撃だった。

37分頃、延辺チームは同じ位置からのフリーキックでゴール前にパスしたが、 ヘディングシュートが惜しくも宏登チームのゴールを外れた。

北京宏登チームの堅い守備に、延辺チームの組織力が刃が立たない状況がまたしても見られた。相手の守備を鋭く貫く突破も、 ほとんど見られなかった。

前半戦、両チームは 0:0で平凡な競技を終えた。

後半戦の競技初盤、朴成選手と千学峰選手が交替にて投入され、延辺チームの左右からの突破が活発になった。 何回かに及ぶ 攻撃は、いずれも北京宏登チームのゴールを脅かし、北京宏登チームの守備に対する突破も功を奏し始めた。

ただ、惜しくも延辺チームの強烈な攻勢は、実を結ぶことが出来ない。

後半戦 20分頃、延辺チームは 9番・朴万哲選手と 40番サントス選手を入れ替え、さらに攻撃を強化した。

北京宏登チームも守備反撃で延辺チームの守備を苦しめている。

後半戦 29分頃、延辺チームは右ラインからの突破でパスしたボールを受けて、強行突破した 25番・張樹棟選手が ペナルティーキックに結びつけ、10番・鄭林国選手のシュートが決まった。延辺チームが 1:0で先制した。

ゴールが決まると、北京チームの動きが早くなる。 厳しい攻勢が続いたが、まだゴールには結びつかない。

息詰まるように続いた競技が、主審の笛で遂に終わった。

延辺チームはホームでかろうじて 1:0にて北京宏登チームに勝ち、貴重な勝ち点 3を獲得した。

来る 6月 6日、延辺チームは上海東亜チームと第 9節アウェーゲームを行う。

延辺チームが一点ゴールで先行した時、延辺チームのゴールの後から入場準備をしていた北京宏登チームの控え選手が、 競技場の広告看板を蹴飛ばして不満を爆発させた。

競技終了の笛が鳴ると、北京宏登チームの選手たちが主審・李俊に飛びかかって、後半に延辺チームが獲得した ペナルティーキックについて抗議を始めた。 北京宏登チームの監督も競技場の中に駆け付け、主審と口論になった。

競技場を出た北京宏登チーム 4番選手が競技監督の前で彼の横に置かれているビニールの椅子を足で蹴って壊してしまった。 その行動が競技場職員、保安人員たちの怒りを買い、ややもすれば双方の口論が揉み合いに発展しそうになった。

怒り狂った北京宏登チームの監督は競技後の記者会見にも参加しなかった。

(吉林新聞 2008年5月31日)
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