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[教育] 通化市朝鮮族教育の前途を積極的に模索

通化市民族教育事業会議を開催



先日、通化市民族教育事業会議が通化市で行われた。通化市教育局民族教育科と通化市教育学院民族教育教育研究部 で共同主催したこの会議には、関係指導者たちと関係者及び市傘下の朝鮮族小中学校校長たちまで、しめて 30人余りが参加、 朝鮮族教育の問題点を分析して、解決策を積極的に模索した。

会議はまず、去年の民族教育事業を全面的に総括し、民族教育事業の模範集団と個人を表彰、奨励した。

会議の参加者たちは、現在、朝鮮族教育の現況を次のように見ていた。現在、朝鮮族教育は伸び悩んでいるか、衰弱しつつある。 もちろんこれは朝鮮族が大都市に移動しているため、現われても仕方のない、ある意味では発展段階の陣痛の一つではある。

学校数、学生数が継続的に減っている(今学期、梅河口市2中も梅河口市朝鮮族中学校と合併した)。 統計によると、通化市全体で、 去年、朝鮮族の学生数がその前年よりも 433人も減少した。 現在、通化市には朝鮮族の学生総数が 5148人で、 2010年には 約 3000人に、 2013年には約 2770人に減少するものと予想されている。

それに教員流失の問題、師範大学卒業生の配置問題、何年もの間、朝鮮族の卒業生が来ず、漢族の教員を朝鮮族学校に 大量に受け入れる問題など、多くの問題が提起された。今、朝鮮族学校に山積する難題は、主に経費の問題ではなく、 教師陣編成の問題と、教員の資質の問題で、授業の質も問題であるとの意見が多かった。

これに鑑み、会議の参加者達は、朝鮮族教育の前途について、白熱した討論をしながら解決策を講じた。 朝鮮族の学生数が 急減する現実を前に、漢族の学生たちを受け入れられる教育を発展させることをその解決策の一つとして具体論を集めたりした。

柳河県朝鮮族完全中学校の職業中高生数は、現在 700人余りであり、そのうち漢族の学生が 70%だ。 10年余りの間の発展を 経て、既に我が省の職業教育の旗印となっているこの学校は、民族の特色と結合した職業教育を実施し、既に就業、留学、 進学の三つの経路で卒業生を消化し、今年は国外就職の道も開拓中だという。 《職業中高をしっかりと運営することで、 中学校の朝鮮族学生義務教育を推進している》というのが、この学校のリュウ・リョンボク校長の紹介だ。

梅河口市朝鮮族中学校では、朝鮮語文の教員たちを延辺大学に行かせて研修させる方法でにより、教員たちの水準を 向上させるようにしており、既に 3人の教員を 1年ずつ研修させたところ、その効果が良く、収獲が大きかった、と李文賛校長 は語る。 同時にこの学校では、韓国留学生クラスを間もなく開講する。すなわち中学卒業の漢族、朝鮮族の学生たちを対象 に、韓国留学を目的とした留学生クラス(3学年)を募集するのだ。

通化市朝鮮族中学校でも、長年の間 《日本語学校》を実施しており、漢族の学生たちを募集したことにより、学生の供給源 を保障しており、次学期からは職業中高クラス(韓国語、日本語、コンピューター)を開講する万端の準備が出来ている、と文国哲校長は紹介した。

(吉林新聞 2008年5月15日)
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