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[教育] 在中韓国人、物価上昇・人民元高で苦戦

国際学校の学費 3千万ウォン…塾の授業料江南より高く

今年 2月、北京勤務を始めた韓国内研究所 A所長は、小学校 6年生の次女の学校登録料を計算して "ハアッ〜"と溜息ばかりついた。

去年、北京勤務の発令を受けて問い合わせた時まででも 年に 12万8000元だったカナダ系 B国際学校の登録料がこれまでに 13万6000元へと 6.3%上がっていた。これに加えての人民元高は泣き面に蜂だ。 ウォンに換算して見ると、去年 1670万ウォン ほどだった 1年分の登録料が今は 2050万ウォンで 22.8%も上がった。 約 70万人と推算される中国内の韓国人が子供の 教育問題で深刻な苦しみを受けている。


▲北京にある某国際学校で学生たちが勉強をしている。

◆ ますます上がる英語国際学校の登録料

イギリス系 D国際学校の基準で中学生 1年分の登録料は約 2600万ウォン(17万元)、高等学校 3年生 の登録料は約 2922万ウォン(19万1100元)だ。 約 30万ウォンの入学金は別途だ。

韓国の学生は、英語国際学校では歓迎されない。 国際学校ごとに韓国の学生が定員の 25%にのぼるからだ。 北京内 の10余りの英語国際学校のうち、半分以上は "欠員が生じない限り、韓国の学生はこれ以上は受けない"と念を押している。

韓国国際学校もあるが、押し寄せて来る学生たちを受け入れる余力がない。

中国で、韓国国際学校が設立された所は北京、上海、天津、延辺、煙台、大連、無錫、瀋陽など 8ヶ所だ。 北京韓国国際学校の 1年分の登録料は △中等生 345万ウォン(2万2600元) △高等学生 435万ウォン(2万8400元) などで、 英語学校に比べてはるかに安い。韓国政府が運営費の 30〜40%を支援するからだ。

1998年に開設された北京韓国国際学校は、 2006年に新築建物に移転したが、空席がない。 この学校の中・高等部一学年 当りの定員は 75人(3クラス)で、欠員が生ずる度に試験をして学生を補う。 今年、帰国・転校などで中・高等部の 6つの学年 で生じた欠員はわずか 3人だ。 最近、高等学生 1人を選ぶことに 30人が集まって入試戦争を繰り広げた。

◆ 中国の学校へ送れば '新朝鮮族' になる

3年後に韓国に帰る派遣勤務職員たちには、子供を中国の学校に行かせる事は簡単に決められない選択肢だ。

中・高等学生の子供たちは、国内に帰れば進学問題に取り組まなければならない。 ところが中国語で特例進学することが できる国内の大学や高等学校は 'ほとんどない'と言っても過言ではない。 また急に親に付いて中国に渡って来た学生たちが、 中国の学校に適応するのも不可能に近い。

中国にそのまま定着した韓国人の中には、大学進学まで考えて子供たちを中国の学校に入学させる事例も少なくない。 しかし韓国人と言っても、中国の大学を卒業して現地で就職すれば、韓国内企業の年俸の半分にも及ばない中国式月給 を受けなければならない。

そのため、中国でずっと学校に通った韓国人も、就職のためには韓国に帰らなければならない。 彼らは "中国の事情は 私たちの方がよく知っているのに、就業などではむしろ差別を受けている"とし、自分たちを '新朝鮮族'と呼ぶ。

◆ 北京の塾授業料、大峙洞より 30%高い

北京にもフェルマート、ヒムスハック、チョウドンキ論述など韓国内の有名塾がかなり多く進出している。 2〜3年後に韓国 に帰る学生たちの国内進学用英語・数学・論述講義が大部分だ。 ところが、北京の塾授業料は韓国の江南より高い。

江南大峙洞フェルマート学院の中等部数学学院の授業料は週当り 480分講義に月 27万ウォンだ。 しかし 北京フェルマート学院中等部数学学院の授業料は週当り 360分講義に月 35万ウォン(2300元)だ。 授業時間 を勘案しなくても毎月北京学院の授業料が江南より 30% 高い。 C学院の院長は "韓国人がたくさん住む北京 望京地域の建物賃貸料は、ソウルの江南と比べて少しも低くない水準"と言いながら "講師を中国に連れて 来るのに追加費用がかかるから、仕方ない現象だ"と説明した。

(黒龍江新聞 2008年5月6日)
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