［社会］ 延吉−集安、旅客運送路線が開通
去る 4月 9日、吉林省延吉−集安の旅客運送バスがゆっくりと北東アジア旅客運送センターから出発した。
これにより、延辺北東アジア旅客運送グループが省と地域を飛び越えた旅客運送路線が 28本に及ぶこととなり、
2007年から 2008年までの 2年の間に省と地域を飛び越えた長距離運送路線 18本を開通させたことになる。
集安市は吉林省東南部に位置している地域で、中国 3大対北朝鮮通商口のうちの一つである。延辺と集安の両地域は、
昔から文化と経済貿易の交流があり、多くの集安の朝鮮族住民が延辺に来て、婚礼物品を買って行ったりした。
延吉−集安旅客運送路線の開通は、両地域間に旅客運送バスがないという状況に終止符を打ち、両地域の人的交流、
物流と観光業の発展を推進するものと見込まれる。 この旅客運送路線は、北東アジア旅客運送グループが 2008年、
北方観光交易会を迎えるために開通させた初の路線だ。
延吉−集安路線の全長は 620ｋｍで、 10時間かけ、途中、龍井、和龍、松江、二道白河、撫松、靖宇、江源を経て
終点の集安に至る。 片道価格は 94元で、毎日 9時に延吉市北東アジア旅客運送中心ターミナルを発車し、
乗客は 3日前から北東アジア旅客運送中心ターミナル、南ターミナルと西市場ターミナルでチケットを購入することが出来る。
（黒龍江新聞 ２００８年４月１０日）
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