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[経済] キトラミグループ総括社長の'チャイナドリーム'

1億ドルを目標に 天津で第一歩

グローバルエクセレント冷暖房企業に飛躍

'オンドル'ガスボイラーの大陸定着に成功

温水器もシェアの持続的拡大に全力




金キュウォン(46)キトラミグループ総括社長は、冷暖房器機業界で 'サラリーマンの神話'と呼ばれるに値する人物だ。 彼は大邱大学産業工学科を卒業して 1989年ロケットボイラー(現キトラミボイラー) 技術研究所に入社した後、 14年後の 2003年にキトラミボイラー代表に就任するという超高速の昇進を続けて来た。 去年 8月にはグループの 主力企業であるキトラミボイラーを含め、ホームインテリア及び流通業者であるキトラミ・ホームシース、センチュリーエアコン、 汎洋冷房を引き受けて出帆したキトラミ汎洋冷房などグループ主要系列社を陣頭指揮する総括社長になった。

キトラミと金社長は両者とも 1962年生まれで、皮肉にも同い年だ。 離れたくても離れられない運命共同体であるわけだ。 総括社長としてグループを背負わなければならない、非常に重い責任を引き受けた金社長は、エクセレント総合冷暖房 企業へと成長し、今後 5年間のうちにグループの売上げを 1兆ウォンに乗せるというビジョンを発表した。 彼はこの目標 に向かって行く第一歩を中国に踏み出した。

金社長は去る 26日の総括社長就任以後、初の記者懇談会をキトラミボイラー中国天津工場で行った。 彼はこの席で、 年間 2400万台が売れる中国の家庭用電気・ガス温水器市場に進出し、アリストン、イマーガスなどの世界的な企業と 全面対決を展開するとし、グローバル市場に勝負の賭を投じた。 また中国、トルコなどでの現地販売強化を通じ、 去年 2000万ドル水準だった海外売上げを 2012年までに 1億ドルへ増やすという力強い抱負を明らかにした。

金社長は "1962年の創業以来これまで 45年間の変化より、今後の 5年間により多くの変化があるだろう"と言い ながら "世界で温水器の市場規模が最大の中国で何としても成功し、グローバル市場攻略の足がかりを作りたい"と述べた。

キトラミは、電気・ガス温水器の市場規模が 4兆〜5兆ウォンにのぼる中国で、今年末に新製品を出す事にした。 このために中国の代表的な温水器業者と合作して、先月、杭州工場の着工式を行った。 敷地 1万5000平米、 建坪 3500平米規模のこの工場で生産される製品を、来年初から中国側の合作企業とキトラミの売場 900ヶ所 余りを通じて本格的に販売する計画だ。 販売初年度である来年だけで、ガス温水器 2万台、電気温水器 3万台を売る計画だ。

中国市場攻略の可能性は、韓国式オンドル暖房ガスボイラーの成功により、既に感触充分だ。 中国の伝統的な 暖房方式は国家が調整する集中暖房方式。 暖かい水を使うためには、別に温水器を設置しなければならなかった。 しかし国民所得が高くなり、 個別に暖房を採択する新しいアパートの建設が増加し、家庭用ボイラー市場がますます 大きくなっている。 キトラミボイラーは、年間 30万台と推定される中国のガスボイラー市場で、去年約 3万台を販売し、 イタリア業者のアリストンと 1、 2位を争っている。

天津キトラミボイラー有限公司・李相国総経理は "他のボイラーが瞬間式ボイラーで、ボイラー内の熱交換機を稼動 する時だけ温水を供給するのと異なり、キトラミは貯湯式ボイラーであり、暖めた水を保存しておくためすぐに温水を 使うことができる点で、差別化されている"とし "貯湯式ボイラーは管水用量が多く、オンドル暖房に最適"と説明した。

金社長も "ヨーロッパ製品が 100平米以上のアパートだけに設置することができるのに対し、キトラミは 60〜140平米 の面積に当たる多様なモデルを備えており、消費者の満足度が高い"と語る。 彼は "今までラジエーターと温水器で 暖房と温水をそれぞれ管理していた中国人が、ボイラー一つで床暖房と温水が同時に解決出来るようになれば、 非常に快適に思うだろう"と付け加えた。

中国のガスボイラー市場の規模は、去年の 25万台から 2012年には 64万台に増えるものと予想される。 キトラミは 2012年 に10万台以上のガスボイラーを売り、中国内で 1位の座を強固にしたいという計画だ。

同時に成長著しいボイラー用暖房配管資材とビル、風呂場などで使う大型ボイラー販売にも積極的に進出することとした。 このために現地の営業ネットワークを現在の 190ヶ所から 600ヶ所余りに増やすこととした。

金社長は "中国のガスボイラー市場はまだ小さいが、成長の可能性が大きく、既にヨーロッパ、中国などの 100余りの 企業が競争している"とし、 "したがって中国市場で 1位になることは、すなわち世界市場の 1位となることを意味する"と決意を固くしている。

(黒龍江新聞 ムン・ホジン記者 2008年4月9日)
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