xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[文化] 北朝鮮は現在、中国ドラマブーム


▲現在、北朝鮮のテレビはゴールデンタイムに中国ドラマ '敵後武工隊'などの放送のブームが起こっている。

3月の北朝鮮のテレビでは、中国ドラマブームが起こっている。 '周恩来' などの中国映画放送の後、 3月 7日から 朝鮮中央テレビでは中国ドラマ '敵後武工隊'を放送している。

このドラマは抗日戦争の時期、中国軍民が敵の後方で武装闘争を展開した内容を表現したもので、北朝鮮の 観衆の多くの関心を集めている。

初めて中文対話を保留

'敵後武工隊'は毎日、朝鮮中央テレビで 夕方のゴールデンタイムに放送、すなわち毎日 'ニュース放送'番組を終え た 8時 10分から '敵後武工隊'の放送を始め、毎回二篇ずつ放送する。 以前の中国ドラマ放送と比べると、このドラマは 朝鮮語へのダビングがなく、元々の中文対話を残したまま朝鮮語の翻訳文だけが出る。

毎回、ドラマの放送時間になれば平壌の一部のホテルあるいは飲食店などの公共場所で、 テレビの前に集まって熱心に ドラマを見る人々を頻繁に見ることが出来、ドラマの話に興奮して笑う声もよく聞こえる。

"このドラマは面白いですか?"という記者の質問にある従業員は笑いながら "非常に面白いです。 見れば見るほど 面白いです"と答えた。

朝鮮中央テレビは毎日、本国の映画、ドラマの外、常に外国映画を放送する。 主に中国、ロシアなどの国々の映画と ドラマだ。 3月 1日、北朝鮮の最高指導者・金正日は、駐北朝鮮中国大使館訪問の際、劉暁明大使に "周恩来総理の 生誕 110周年を記念して、朝鮮中央テレビは 3月 5日から連続 3日間、周恩来総理の映画を放送する"と述べた。 果して 3月 5日から、朝鮮中央テレビは連続 '南昌蜂起'、'周恩来' などの中国映画を放送した。

中国の映画・テレビ番組は各家庭に知られる

朝鮮中央テレビと毎度土・日曜日に始まる万寿台テレビは、常に中国の映画・テレビ番組を放送し、中国映画とドラマは 北朝鮮のほとんどの家庭で知られている。

去年、中国映画 '暖春'が平壌国際映画祭に参加、北朝鮮の観衆の高い評価を受けた。 映画祭終了の後、北朝鮮の 関連部門の専門家たちは、平壌人民文化局で大型放映式を開き、北朝鮮の党と国家の指導者 30人余りと観衆 3000人余りが映画を共に鑑賞した。

その後、さらに多くの観衆が映画 '暖春'を見られるようにするため、朝鮮中央テレビはゴールデンタイムに再度連続 3日間 放映、 一時、 '暖春'の映画ブームを起こした。

'三国演義'、'水滸伝'、 '紅楼夢' などの中国ドラマは昔から北朝鮮のテレビで放送し、観衆の好評を博した。去年、 北朝鮮のテレビで放送した '八路軍'、 '大決戦' などの映画は、北朝鮮の観衆の熱烈な反響を催した。

ある中央機関で勤務する北朝鮮の観衆は "'八路軍'、 '大決戦' など歴史物の映画が大好きだ。 映画で中国革命の歴史が分かる"と語る。

映画鑑賞の後、決心発表

平壌には専門的に外国映画を放送する '平壌国際映画会館'がある。 これは 1989年 5月に建立され、平壌市民のため にサービスする '文化情感養成基地'だ。

最近、この会館は旧ソ連の一部の映画 '他人のために' 、 '摘発' などを上映している。 その外、会館は普段でも中国、 ルーマニアなどの国々の映画を放送する。 会館で映画を見る人の大部分は若者達だ。

会館の事業関係者は "北朝鮮の民衆が外国映画を見る過程において、映画で反映されている社会の現実、人物 イメージを通じて、各種の生活方式に対する自分の分析能力を向上する"と述べた。

北朝鮮で、映画ドラマは娯楽的な機能の役目をするのみならず、さらに重要なのは思想教育だ。 毎回、一つの 国産映画を上映した後、多くの部署は映画鑑賞の後に講演会を行う。 このような形式を '映画実効'講演会という。

講演会で観衆は、自分が映画鑑賞を通じて学んだことを打ち明けて話し、自分の決心を示す。

'朝鮮新報'は、平壌のある日用品工場の関係者の言葉を引用して "映画で旧ソ連期の若者達の生活を見た。 これは私たちの社会主義制度を推進する上で、経験にするに値する価値が多い"と語った。

(黒龍江新聞 2008年3月24日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット