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[教育] 尚志市、新石器時代の遺跡を発見

5000年前のものと推定される遺跡地が最近、尚志市の帽児山付近で発見された。 ハルピン市第3次文物調査チームは、 遺跡地を調べた結果、大量の石斧、石刀などの石器と陶磁器の破片を見つけた。 採集した遺物についての概略的な判断 によれば、これは新石器時代の遺跡地であることが明らかにされた。

今度新しく発見された遺跡は、尚志市帽児山鎮東北約 2.5kmの地点に位置し、阿什河上流東側の山麓の空き地にあった。 遺跡は東西 150m、南北 200mだった。

この遺跡地を発見した人は、尚志市文物管理所のケ樹平副所長だ。 3月 2日、ケ樹平は遺跡地付近で調査をしている時、 大量の陶磁器の破片と刀の形をした石器を見つけた。 これらの標本は新石器時代の特徴が明らかだった。

ハルピン市第3次文物調査チームの専門家たちは、標本についてさらなる鑑定を経た結果、石器の表面に明らかな加工の跡 があり、確かに人工的に研磨・彫刻したものであることを確認した。 石器は刃が鋭く、表面はつるつるしている。密度は大きい が穴を開けていないところから見て、石斧の未完性部分である可能性が高いという。採集した石器のうち、一部は人類の先祖 の生活道具であり、一部は彼らが石器を作る時に出来た石の破片だった。 発見された陶磁器の破片を見たところ、器の 下部に砂がまじった陶磁器だった。 これらの標本は、新石器時代の人々の生活と仕事に使われる物品であるものと見られている。

専門家たちによれば、新石器時代は考古学で石器時代の最後の段階であり、磨製石器を特徴とする。 1.8万年前に始まり、 5000〜2000年余りで終了した。 新石器時代は 3つの特徴がある。 磨製石器を製造、使い始め、陶磁器を発明し、農業と 牧畜業が出現した。 考古学者たちによれば、 22000年前の旧石器時代末期、ハルピン一帯にて人類が活動していた。 今から 5000年前頃、ハルピン地域は新石器時代に入った。 今まで、ハルピン市で 10ヶ所余りの場所で先史文化の遺跡 が発見されている。

現在、専門家たちは、遺跡地について、さらなる研究を進めている。 結論が確定されると、この遺跡地は阿什河流域で 初めて発見された新石器時代の遺跡地になるものと予想される。

(黒龍江新聞 2008年3月21日)
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