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[教育] 延辺一中の学生たち、山火事と闘い帽児山山林公園守る


▲学生たちが発見した当時の山火事の状況.


▲山火事鎮圧に参加した延辺一中の学生たち

去る 3月 8日午後、延辺一中 2年生 10組の 50人余りの学生たちは、《3.5》雷鋒に学ぶ活動の日を記念し、 休暇を利用して自発的に延吉市の帽児山山林公園に集まった。 彼らは登山客たちが残して行く紙くずやゴミなどを 整理して私たち延辺の誇りである帽児山山林公園の環境建設のために率先垂範した。 彼らのこまめな活動により、 あちこちに散らばって行き交う登山客たちに見苦しいところを見せていたゴミが、すっかり影をひそめた。

きれいになった山道を見回りながら学生たちは三々五々、グループを作って帰路に着いた。 最後まで残って後始末まで 終えた団支部書記・金ジェボク君を含む 6人の男子学生が尾根まで下りた時、彼らの視野に時ならぬ煙が立ちふさがった。 彼らは直ちに煙がのぼる場所に駆け付け、そこで 300平米余りの面積でメラメラと燃えている炎を見つけた。周りには人影もなく、 風の勢いに乗って炎は盛んに山頂へと蔓延していた。

山火事だ! 事態の緊迫性を直感した金ジェボク君は、まず友達を山の麓に送り、まだ車に乗っていなかったクラスメートたちを 呼んで来ると同時に、帽児山山林の管理者に状況を伝えるように頼み、続けて 119番にも救助要請を送った。

まだ出発していなかった 30人余りの学生たちが息を切らして駆けつけて来た。 いきなり服を脱いで雪をいっぱい盛って火の上に 振りかけ、砂を盛って振りかけたり、木の幹や棒などで火を叩いたりした。 腕の力が抜ければ足で踏み付け、また砂を運んで 来て木の幹を振り回しながら彼らは火と闘った。

知らせを聞いて駆けつけて来た延吉市帽児山国家山林公園管理弁公室の関係者たちも現場に到着して、 風力消火器を利用して火を消し始めた。

1時間余りの熾烈な激戦の末、山火事は遂に消し止められた。

団支部書記・金ジェボク君は記者に、私たちの手で国の経済損失を防ぎ、毎日数百人を超える登山客を迎えている 山林公園を守ることが出来て、どんなに嬉しいか分からないと言いながら、今度の火事鎮圧を通じて、実際の行動で 雷鋒に学ぶことができる機会を持つことが出来、一つの忘れ得ぬ団支部活動として残るだろうと語った。

(吉林新聞 2008年3月18日)
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