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[社会] 雪不足延辺の干ばつ対策は如何に?

●1〜3月現在、降水量 0.7mm、干ばつ 4月まで持続の見込み
●農民たち、春の種蒔きに懸念極大… 一部の農村で飲料水難が深刻




雪不足の延辺、今年に入って待ちに待った雪は降水量 1mmにもならない記録を残したまま、雨水、啓蟄を迎えた。

報道によれば、東北地域は 1951年以後、降水量が同時期対比で最も少なく、平年(8.6%)より 79% 少ないものと判明した。

吉林省気象局によれば、延辺の干ばつ状況が比較的深刻だ。 1月から現在までの平均降水量が 0.7mm、 平年同時期に比べれば 98%も少なく、降雪量が史上最も少ない年だ。

安図県の一部の農村では、水源が枯渇し、深刻な飲料水難に苦しんでいる状況だ。

3月 7日、延辺気象局によれば、 4月下旬になれば 10mm(地面を濡らすことが出来る量) ほどの雨が降る見込みで、 3月から 5月まで降水量は平年よりやや少ないものと予測、 4月下旬から 5月にかけて降水量が徐々に多くなる見込みだが、 段階的に干ばつ現象も発生する可能性がある。 3月から 6月 15日までの平均降水量は 150mmで、去年の同時期より 75mmほど少ないものと予想している。州全体の平均気温は摂氏 7.3℃で、平年並であり、去年より 0.4℃ほど高いものと予測した。

当地の農業専門家たちは 《天運を待ち望む心理を捨てなければならない。 田畑の水気蒸発を最大限に阻み、節水潅漑を しっかりと行い、適時に春蒔きをして種まき方式を変えるなどの措置で干ばつに積極的に対処しなければならない》と指摘した。

一部の県市では、現在、干ばつ対策を計画している。7日、州全体の農村事業会議では、各地、各農業関連部門で深刻な 干ばつに対処し、農民たちの生産計画をしっかりと指導することを要求した。

都市の水供給状況を見ると、水源池の貯水量が去年同時期と同じくらいの水準であり、干ばつ現象が幾分持続しても、 水の供給は保障することができるという。

今度の干ばつで延辺では、平年より半月繰り上げて 3月 1日から防火期に入った。

(吉林新聞 2008年3月12日)
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