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[経済] 北京・王府井ショッピング街に韓国業者が集まる

ロッテ新世界、投資規模増大へ
美容室、遊び体験館も進出
韓国より価格高く設定



▲北京最大の繁華街にショッピング客と観光客が集まる。 一日の流動人口は30万人。

北京・王府井の中心には北京の百貨店と香港最大の財閥・李嘉誠が作った '東方新天地' ショッピングモールなど の大型ショッピングセンターが立ち並んでいる。 一日だけでも流動人口 30万名が集るというこの通りに、波型の8階建て のショッピングセンター建設作業が進んでいる。 韓国企業で初めて中国に進出したロッテデパートだ。 ロッテ、新世界など 韓国の流通消費財企業が中国、ベトナムの新しい中産層の消費者を目標にして投資規模を増やしている。

中国に進出した韓国美容室、肌管理店舗では、ソウルよりも高い価格を掲げて、この地の中産層を相手に営業中だ。 人件費の上昇で製造業が出て行った後に、中国の消費者を狙った韓国の流通消費財企業が潮が満ちるように入って 来ているという話が出るほどだ。

ロッテデパート北京店は今年の 6月頃、北京オリンピック開催直前に門を開く予定だ。これ以外にロッテは北京に続き、 上海、瀋陽、青島などで 15以上の店舗を開く計画だ。 ロッテが中国進出を急ぐ理由は、高級消費層の拡散を見込んでいる からだ。王府井ショッピング街に集まった中国の新しい中産層消費者たちは、もはや '安物市場'を訪れない。北京市内の デパート市場の成長率は毎年 20%を越える。

安ジンホ・ロッテ北京店名品チーム長は "韓国と違い、中国名品市場の主な顧客は 30代の不動産関連の事業家や直系家族"としながら "彼らは一度ショッピングする度に平均 1万 5000〜2万元を使う"と語る。

市場が大きくなると、競争も熾烈になる。 去年までデパート、ショッピングモールなどの大型ショッピングセンター 42ヶ所が営業中 だったが、今年だけでも 40ヶ所が追加される予定だ。 北京で 82ヶ所に及ぶ大型ショッピングセンターが生存競争をするわけだ。

中国の中産層を狙った韓国企業進出は、デパートだけではない。 去年上海に進出した韓国の子供遊び科学体験館の利用価格 は、ソウルの水準を超えている。 ここの 1回の利用価格は 120元で、韓国での価格よりも高い。 一日 250名以上の子供たちが 親と一緒にここを訪れている。 関係者は "子供遊び体験施設市場は 200億元市場に成長するだろう"として、"中産層の消費水準 が高くなることを予想し、韓国ブランドを持ち込んだ"と語った。

中国に進出した韓国の理髪店と肌美容室も天井値政策を取っている。北京のホテル内に入店した理髪店の理髪価格は韓国 ウォン 4万ウォンで韓国の 2倍の水準だ。 会社側は "中国内 36店舗を開く度に市場調査をし、その地域で一番高い理髪価格 より さらに30%高くする市場戦略をとっている"と語った。

しかし中国の中産層消費市場への進出にはリスクも伴っていると韓国業者たちは主張している。 韓国衣類ブランド 'イッミシャ'を 中国に持ちこんだ北京白山有限公司のチョウ・ドンソプ社長は、 "中国主要都市の消費者はヨーロッパ、アメリカの高級品を求める ほどに消費水準が高くなった"とし "もう中国は世界的に有名ブランドと競わなければならない熾烈な現場"と語る。

それでも韓国企業にはチャンスだという声も高い。 ロッテデパート安セヨン北京店長は "同じ建物で名品、スポーツ用品、 装飾器具、 食品などを一度にショッピングすることができる韓国デパート式の売場構成に、韓国式サービスを付け加えたら、 ブームを起こすことになるだろう"と述べた。

(黒龍江新聞 2008年2月26日)
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