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[社会] 訪問就業制試験の受験者たち、受付制度と公正性に不満


(資料写真)

20日昼 12時から韓国訪問就業ビザを得るための韓国語能力試験(B-TOPIK)のインターネット受付が始まったが、 20分で全ての受付枠が満了し、試験の受付をさせることができなかった受験者たちは鬱憤を噴出させている。

中国試験センターでインターネットによる受付が始まった後、すぐに受付が出来なくなり、韓国語能力試験を主管する 韓国教育課程評価院には問い合わせの電話が殺到すると同時に、ホームページにも不満をぶちまける意見や疑問 などが続々と寄せられている。

申請者の金さんは 《中国試験センターで 19日に明らかにした試験場枠数は、新設試験場枠数を合わせて 38680人だったが、 20日の締め切りの後、 34530人に減った》とし、何らの連絡もなく枠数が勝手に変動していることに対して異議を申し立てた。

当日午後、インターネット吉林新聞に掲載された 《訪問就業制試験場 20分で満員》という記事にも、多くのコメントが寄せられた。

非会員で匿名の某ネチズンは 《結局は良い趣旨の制度が、一部の金儲けのために変質され、お寒い限りだ》と、主催側と施行側 に鬱憤をぶつけ、やはり非会員で匿名の他の某ネチズンは 《受験生を泣かせて戯れる詐欺行為》と批判した。

3人の友達と一緒に 20日午前から準備を終えて PCバン(インターネットカフェ)で親戚たちのインターネット受付の代行をして あげたという吉林市の李さん(29歳)は、 《そもそも20分の間に 3万4000人余りの枠数が満了したということ自体、絶対に不可能 なことではないのか》と、今度のインターネット受付の公正性に対して異議を申し立てた。

記者が最近調べたところによれば、人員を募集してインターネット受付を代行してくれた大部分の旅行社や代行業者たちでは、 登録に成功した人数が非常に少なく、さらに準備が不十分だった某企業等は一人も登録してあげることが出来ず、悔しがっている。

それゆえコンピューターの扱いに慣れていない人々も、まだ説明文が理解出来る前に終わってしまったため、虚しさを感じること しきりだ。普通の農民たちや市民の経験する不便は、もう言うまでもないだろう。

▲ 韓国教育課程評価院側の立場表明

韓国教育課程評価院は、問い合わせの電話が殺到する中、インターネットのホームページを通じて 《試験代行機関である 中国教育部傘下の試験センターと連絡を取っている》という返事のみを繰り返していたが、 22日午後にやはりホームページ に告知事項を掲載し、今度の事態に対して 《韓国語能力試験を受けたい人々に受験機会を与えるように、中国教育部試験 センターと継続的に交渉中である》という説明を発表した。

駐中大使館領事部の関係者も 《1次に割当てられていた枠が締め切られたのは事実だが、試験場確保の状況を見て定員を 増やす計画》と言いながら 《最大限多くの人員が試験を受けられるように、中国側と協議している》と語った。

▲ 登録現場の実際

吉林新聞長春本社も読者のためにインターネット受付を始めた。

その日朝 8時半から 200人余りを受け入れることができる PCバンを借り切り、本社職員と長春地域にいる大学生と朝鮮族 学校の教員たちを主とするボランティアたちを組織した。

12時定刻に登録が始まるや、およそ 200人のボランティアたちが登録を始めた。

一番速い人が 12人を受付させた外、一人、二人を受付させた人が大部分で、平均三人しか登録出来なかった。

現在も、本社は申請者たちのためにリアルタイムに動向を綿密に見詰めながら、問題の解決に最善を尽くしている。

(吉林新聞 2008年2月23日)
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