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[経済] 人民元、対北朝鮮貿易の決済通貨に

人民元が延辺州の対北朝鮮貿易における決済貨幣となり、対北朝鮮貿易がさらに活性化することが予想される。

長年の間、対外開放を実施することで対北朝鮮国境貿易がますます活性化された。 2007年、我が州の対外貿易額 は 14億 5000万ドルに達した。そのうち対北朝鮮貿易額が 19%を占め、 2億 7000万ドルで第2位を占める結果となった。

現在、対北朝鮮貿易の決済には主に現金決済、代理銀行口座あるいは第三国を通じる決済、他国貿易を通じる決済方式 を取っているのが実情だ。

北朝鮮の場合、貿易会社で使う外貨を統一的に管理して、一部の大型貿易会社にのみ代理銀行を通じる決済を認めている。 我が国の場合、人民元で決済した貿易額は輸出増値税の払い戻しを受けることが出来ず、一部の貿易会社が闇市場でドルと 交換している。このような好ましくない要素は、対北朝鮮貿易の金融秩序を深刻に撹乱し、正常な貿易取引に悪影響を与えている。

2月 20日、中国人民銀行長春中心支店と国家外貨管理局吉林省分局では、共同で 《吉林省対北朝鮮貿易決済管理暫定規定》を交付実施した。

《規定》は対北朝鮮貿易で人民元を決済通貨に指定し、自由に国境貿易の銀行決済に参加することができると明らかにした。 人民元が決済通貨になれば、両国間の国境貿易が完備し、現金、外貨などの通貨管理方式に円滑性をもたらすことになるという のが専門家たちの見解だ。

国家商務部の許可を経て延辺、通化、白山地区の国境少額貿易経営権を獲得した企業、北朝鮮国境地区で請負工事と労務 合作プロジェクトなどの対外経済技術合作経営権を持っている会社や個人は、《規定》によって人民元で口座を開設し、 使うことができるようになる。

(吉林新聞 2008年2月22日)
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