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![]() [社会] お正月が恐ろしい '節日恐怖症' 症候群が増加、社会問題として話題に 家族たちが集まって一年の希望を分かち合う旧正月が近付くに従い、今度の正月にはどこで誰と過ごそうかと悩み、 節日の雰囲気とは違う '心細い雰囲気'が目立つようになり、話題になっている。 旧正月は昔から朝鮮族の最大の節日であり、普段はバラバラに過ごしていた家族たちが一ヶ所に集まる日だ。 しかし最近、韓国ブームで多くの '独居老人'、 '孤児'、 'ガラ空き家庭'などが出現し、節日が近付くことを恐ろしがる人々が多くなっている。 黒龍江省寧安市の張さん(72歳)は、正月が近付くにつれて不安もますます強まるという。 張さんは、子どもが合計四人 いるが、三名は韓国に、長男は沿海都市に進出した。 "今度の旧正月には今だに誰が来るという電話もなく、どこでどのように過すことになるのかも判らない"とし "一家が一緒に 集まって孫、孫娘たちの歳拝を受け、花札でもしながら暖かく正月を過ごすことも、遠い昔の古語のようだ"とため息をついた。 北京で大学に通う金哲さん(22歳)は、旧正月でも幼い頃のようには期待したり興奮したりはしないという。 "幼い時は、お正月になれば父の手を握って祖父の家から順番に通いながら、歳拝をしてピン札のお年玉(5元)をもらう時 が、最も忘れられない"とし "今は家に行っても老人と弟たちしかいない。正月でも家が寒く、家に行きたくないし、また 正月を過ごすことすら恐ろしくなる"という。 韓国へ行ってから 6年になる崔女史は "今度の新正月に韓国にいる親戚たちが一堂に集まったが、合計 7人になった。 人が多く集り、賑やかだったとはいえ、誰も心を打ち明けて気持ちよく遊ぶことが出来なかった"とし "節日になるたびに、 ますます家が懐かしく娘がなつかしい。 3年前から正月を迎えるたびに、来年には家に帰って夫や娘と正月を一緒に過ご さなければと心に誓うが、思うとおりにはならず、一年、また一年と過ぎて行く"と目頭を濡らすのも、一度や二度ではないと白状した。 韓国訪問就業制の実施により、今年 2万 3000人が新しく韓国に発つことで、さらに多くの '離散家族'が現われ、 '節日恐怖症'にかかった人々が増えるものと予想される。 (黒龍江新聞 ユン・ソンミ記者 2008年2月4日)
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