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［経済］　卡倫に東北3省最大の韓国伝統食品団地設立へ 吉林省九台市卡倫経済開発区に東北3省最大の韓国伝統食品産業基地を設立すると韓国伝統発酵食品協会・崔洛俊会長が発表した。 この産業基地は韓国伝統発酵食品協会(以下、協会と略す)で中国に初めて投資設立するもので、 2009年まで に団地の設立を完工する目標を立てている。これと共に韓国の有望企業を九台市に誘致し、政府とともに韓国企業 人団地を造成する計画だ。 現在、団地には 2万8000平米のキムチ加工工場と食材料、清麹醤工場などが入居している。 韓国伝統発酵食品協会は伝統発酵食品製造業者の会員企業で構成された共同体だ。協会の崔洛俊会長は 《今後、 20社の韓国食品製造業者が入居するようになると思われ、キムチ加工工場、海苔加工工場、全州ビビンパ、 韓菓加工工場、 醤油類(コチュジャン、 みそ)加工工場、人参機能性製品加工工場など、食品産業団地を造成し、 生産から流通、販売まで１ヶ所で出来るようにする予定だ。 産業基地製品の販売都市は遼寧省、吉林省、黒龍江省と 決めておき、2008年中に全業種の産業団地が出来るように希望をかけている.》と明らかにした。 韓国の伝統食品、伝統醗酵食品を韓国国内だけでなく、中国に広く広報し、韓国の食品文化の優秀性を知らせるため、 協会は 2004年から 2006年まで山東省煙台中韓食品博覧会、遼寧省瀋陽中韓食品博覧会、山東省済南酒類博覧会と上海、 北京、青島など多くの場所で韓国食品の試食会を行った。試食会を通じて彼らは、韓国の伝統食品、韓国の味、 韓国の伝統 醗酵食品は中国でも選好度が非常に高く、韓国の食品を中国で販売するためには、韓国食品の加工技術を中国現地に取り 入れて生産ラインを作らなければならないことを悟った。 一方、彼らは中国で相応しい投資地を探すために努力して来た。 そして去年、九台市卡倫を投資地として決定、投資地の選択について、崔洛俊会長は 《九台市は吉林省の 2大都会で ある長春市と吉林市の中間に位置した戦略的要地で、吉林省政府で指定した社会主義新しい農村建設のモデル村だから》と述べた。 彼は 《目覚しい大躍進をしている中国に、韓国伝統の味と元気な食品を伝えたい。 世界が一つの共同体として形成されつつ ある今日、韓国の醗酵加工食品もこれからは韓国人の口に合う食べ物としてだけに終わるのではなく、世界の食品として 生まれ変わらなければならない》と強調した。 既に団地内にキムチ加工工場を建てた韓国全州キムチは、 2007年 12月から生産に投入、 2月中旬から長春市の 4つの 代理店、瀋陽市の 2つ、吉林市の 1つの代理店にて正式に販売されるようになる。 キムチの種類はポギキムチ、チョンガクキムチ、 唐辛子キムチ、ゴマの葉キムチ等であり、年間のキムチ生産量は 1000トンだ。 全州キムチ工場について崔洛俊は 《キムチ工場は地理的環境的与件が良いうえ、キムチの生命である水質まで良く、 売上実績が高いものと期待される》と明らかにした。 彼は 《工場で消費する白菜は年間 1000トンであり、九台市の 50％を消化するようになり、またキムチを漬けるのに必要 なニンニク、唐辛子、生姜などの味付け類の売り口拡大とともに、九台市の雇用創出効果も期待される》 と述べた。 また 《規模拡大によって環境に優しい農耕栽培法を農家に普及することで、農家所得の増大、地域経済の活性化に 寄与するだろう》 と付け加えた。 （吉林新聞　２００８年２月２日） Copyright(C) 朝鮮族ネット