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[経済] 昔は値千金の花鹿、今は二束三文

メス花鹿一頭、500〜600元で売られる



花鹿の価格が二束三文だといったら、ほとんど信じられないだろう。 花鹿の故郷と呼ばれる長春市双陽区では、 以前には 7000元もしたメス花鹿の価格が、今は暴落し、秤に計って一斤、最高でもやっと 6元分にしかならないという 閑散とした状況になっている。双陽区で狗肉一斤の価格は 10元、今、ここでは花鹿が豚や犬のように容易に屠殺される 情景を頻繁に目撃することができる。

二束三文にて売られる花鹿に、飼育農家悲し

双陽区政府の調査によれば、現在、双陽区で遠慮する花鹿はその規模が 17万頭に達するという。花鹿を一番多く飼育 している鹿郷鎮のある鹿製品経営会社の前で、ある飼育農家がメス花鹿二頭を車に積んで来て売ろうとすると、会社の 関係者は二頭について 1200元を払うと答えた。 一斤につき 6元にもならない価格だ。 会社の関係者は、メス鹿は普通 一頭に つき100斤ほど出るが、価格は当地で一斤 5.5元で、最高で 6元にしかならないと紹介した。 屠殺の後、肉は一斤 につき 10元、一番良い部分ですら 20元という。 他の鹿製品経営会社の門前にも少なからぬ花鹿がいたが、痩せている ので、飼育農家から一斤 3、 4元ずつ払って購入したという。 一番小さな花鹿は30〜40斤程度にしかならなかった。

花鹿飼育農家と鹿製品の経営会社は今、花鹿価格が犬の値段よりも安いと言いながら、メス鹿で 500〜600元もらおうと するなら、肉付きが良く皮もつややかでなければならないという。 この地域で花鹿が豚や犬のように捕えられる事はあまり珍しい事ではない。

小規模飼育農家、リスク負担能力なし

双陽区には花鹿を遠慮する小規模飼育号が幾千号に達する. 花鹿競技(景気)が良い時多い小規模飼育号たちでは銀行 貸し出しを引き受けていて花鹿を買受けたが鹿価格ががたっと落ちて史料価格が上がると根本上危険を手におえる能力 がない人々としては泣く泣く捨値に花鹿を処理してしまう道を選択するようになったことだ.

双陽区鹿業発展局・李昌盛副局長は、花鹿価格が落ちるようになった主要因をこのようにいくつか分析した。2003年と 2004年に花鹿価格が急騰したが、これは黒龍江、湖南、湖北、河南、河北などの省で農業産業調節を進め、大量に花鹿 を買い受けたからだ。 少なからぬ小規模飼育農家が飼料価格の引き上げによる衝撃に耐えることができず、花鹿を大量 に処分してしまう風潮が続いており、これも価格が下落するようになった主要因の一つだ。 そして 2007年にニュージーランド の鹿製品が大量で中国市場に入って来たが、その価格が相対的に低く、国内の鹿製品市場に影響を及ぼした。 また当地 の一部の鹿製品経営者が信用を守らないため、南方の商人たちが来なくなり、購入を断る現象が発生したりした。 一方、 最近、当地の小規模飼育農家で管理上の原因などにより、飼育する鹿の質が落ち、鹿茸の生産量と鹿茸の質が下がり、 収入を得られなくなったことも原因だ。

大規模飼育の花鹿価格は相変らず好調

調べによれば、双陽区で 1000頭以上の大規模飼育をする専門農家は、現在 6世帯にのぼる。 彼らの紹介によれば、 以前の高い価格は非正常と言いながらも、今、自分達は品質の良いオス鹿一頭を 1万元ほどで売っていると紹介した。 メス鹿も小規模飼育農家とは全く違い、3000、4000元で売っていた。

当地で大きいな規模の飼育農家たちは、優秀な鹿茸の品質を保障するため、花鹿の品種選択から飼料配合に至るまで、 最も良いものを選択しており、科学的に飼育していた。 また彼らのリスク負担能力も小規模飼育農家よりはるかに強かった。

当地の政府、飼育農家と共に問題解決に注力

双陽区で、花鹿産業は当地の基幹産業だ。 2007年の統計によると、花鹿産業で生産総額 5億元に達した。

双陽区政府では、花鹿市場で現われたこのような問題を解決するため、積極的な措置に出た。 今年、当地政府ではおよそ 1000万元を投入して花鹿品種を改善する事業に取り掛かる。 今後 5年間の時間をかけて、 優良品種の花鹿を飼育し、鹿茸の生産量と品質を大幅に向上させる。 また優遇政策を制定し、小規模飼育農家が 大規模化と標準化により発展するように脇を抱えて支援し、無料で防疫と治療などを提供することとした。

(吉林新聞 2008年1月31日)
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