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[経済] 延辺州食糧局 《食糧銀行》を稼動

先日、延辺州食糧局直属の食糧倉庫では、作物の販売難に直面した農民を救済するため、 《食糧銀行》を 稼動させた。 《食糧銀行》は、普通預金の銀行機能と基本的に同じで、農民たちは随時に自分の作物を処理することができるようにする。

2007年冬季に入って以来、冬季温暖化ととうもろこしの品種が多く、水分が多いために保管が難しいなどの 原因で延辺州の少なからぬ農民家庭のとうもろこしが変質し始め、農民たちは非常に焦っている。 しかし とうもろこし価格が下げ止まっているため、一部の農民たちは敢えてとうもろこしを処理せずに今だに値段が 上がるのを待っている状況だ。 企業的性質を帯びた食糧倉庫も、やはりその利潤を考えるため、敢えて盲目的 に水気が多くかびが生え始めた規格外のとうもろこしを購入することができなかった。 もしこのままずっと放置 していれば、農民たちがさらに大きな損失を受けるのは火を見るよりも明らかな事だった。

この問題を解決するため、州食糧局直属の食糧倉庫では、延辺州で最初に 《食糧銀行》の業務を開始した。 食糧倉庫では、農民たちの代わりに作物を乾燥させ、保管した後、検査費、場所使用費、車に積む費用などを 受けるもので、トン当り 130元だ。 そして変質量によって作物価格の一部を支払い、そのうち変質量が 15%を 超えないとうもろこしは1kgにつき 0.6元を前払いする。

代わりにとうもろこしを保管する期間、食糧倉庫の側では積極的に農民たちと協調して作物を販売してくれる。 農民たちは作物を食糧倉庫に販売することも出来、その他の購入者に販売することもできる。 作物の委託代理 保存をした農民たちは、 5月 30日までに必ず販売を終えなければならない。 一定の時間を超過すれば、 食糧倉庫側では契約書で決めた価格で販売し、決められた金額の保管費を受ける。

延辺州食糧局直属の食糧倉庫主任の黄チョングンは《食糧銀行》の稼動は、農民たちが自分で作物を保管 する負担を軽減し、農民たちの経済損失を減少することができると語った。調べによれば、 1月 23日までに しめて 53世帯の農家が食糧倉庫と委託代理保存契約を締結した。

(吉林新聞 2008年1月25日)
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