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[教育] 延辺朝鮮族、欠損家庭の学生比率が過半数

朝鮮族学生総計 8万 8980人、そのうち欠損家庭の学生が 4万 8543人で 55%

延辺朝鮮族の欠損家庭の学生がますます増えている。

現在の延辺州の状況を見れば、 321ヶ所の小学校の 10万 9410人の生徒のうち、欠損家庭の生徒 が 2万 5155人いて、 109ヶ所の中学の 7万 5588人の中学生のうち欠損家庭の学生が 1万 7960人おり、 27ヶ所の 普通高校の 4万 6066人の学生のうち欠損家庭の学生が 8307人いる。

延辺州の欠損家庭学生の比率は総体的には 22.3%の比率となっているが、朝鮮族学生の欠損家庭学生比例は 55%を 上回る。 2006年の集計によれば、延辺州の朝鮮族学生数は 8万 8980人で、そのうち欠損家庭学生は 4万 8543名にもなる。

大量の欠損家庭の子供が出た原因としては、朝鮮族社会に拡がる出国ブーム、大都市進出、離婚家庭の急増、 そして不健全な生活方式による早期死亡が挙げられる。

これまで、延辺州で出稼ぎを網羅した海外進出が延べ人数で 13万名の水準を超え、今年一年だけでも 4200人(無縁故 訪問許可制実施前まで)が出たという集計が出ており、今後、無縁故訪問許可制で多くの青壮年たちが抜ければ、 さらに多くの欠損家庭学生が生まれることになるのが現実だ。

数字的統計で見ると、朝鮮族学校の欠損家庭学生は既に特殊ではなく、主流を成すと考えなければならないだろう。 不完全な家庭構造のため良好な仕付けを受けにくい人々は、心理、行為、学習などの面で普遍的に深刻な障害を経験 している。 延辺州の青少年犯罪率が省全体でも上位になるというのも、青少年犯罪のうち 70% 以上が欠損家庭の 学生であるという点を勘案すれば、これは本当に深刻な社会的問題といわざるを得ない。

現在、欠損家庭の学生たちの居住状況を見れば、 40%の学生が祖父母と一緒に生活、 40%ほどの学生は親のうち 一方とともに、10%は親戚の家で暮し、 5%は完全な他人に任されている。 したがって扶養者の資質の向上と責任感 向上のための制度的装置が作られなければならないという声が高まっている。

(吉林新聞 キム・イルボク記者 2008年1月5日)
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