xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[社会] 《ペスカマ号事件》主犯・全在千、無期囚に減刑

各界評価: 《傷は治癒、明るい未来のためのきっかけに》


▲全在千氏(1996年8月31日、当時39歳)

1996年韓国籍漁船ペスカマ号で船上殺人事件の主犯として死刑宣告を受け、収監中の全在千が韓国で特赦により無期囚に減刑された。

韓国・盧武鉉大統領が 12月 31日に断行した今度の特赦には、10年以上服役して量刑成績が良い 6人の死刑犯が含まれて おり、その中に全在千も含まれる。

去年 12月 31日午後 4時、 吉林省輝南県にいる全在千の家族に情報を知らせた韓国 《外国人労動者の人権のための集まり》 鄭クィスン代表は、ペスカマ号事件の解決のために走り続けて来た人で、鄭代表は 《今朝、全在千さんに初めて面会して帰って来た》と 《これまで、吉林新聞社を含めて中国朝鮮族の同胞たちが深く関心を持って見守ってくれ、また励ましてくれた結実だと思う》と述べた。

知らせを聞いて全在千の 81歳の老母は涙に言葉を出すことも出来ず 《ただすべての方々にひざまずいてお礼をいいたい》とし 《永久に 家族を見られない被害者と家族の方々に、ひたすら償い、祈りたい》と述べた。

兄が収監された後、老母と甥たちまでの家長を務めて来た全在千の弟・全ジェスさんは 《思いがけない知らせを聞いて何とも言えず感懐 が深い》とし 《家族の代表として、これまでご苦労された故郷の人たちと国内の朝鮮族社会の各界に感謝し、特に韓国の多くの方々の 継続的な多くの努力に深い感謝を申し上げる》と述べた。 それとともに 《特にこの機会を借りて、今度の事件の解決のために始終導い てくれ、社会各界を組織し、今日まで至るようになった吉林新聞社に深く感謝をを申し上げる》と述べた。

これまで、被告の中国側弁護を引き受けた趙峰弁護士は 《大韓民国政府に感謝を申し上げる》と述べた。 彼は 《朝鮮族と韓国人の 間に二度とこんな悽惨な悲劇が発生してはならないし、特赦をきっかけにお互いに新しい調和の局面を開拓し、中国の改革開放と韓国 の経済にさらに利益となる良好な局面を開拓しなければならない》と強調した。

本社南永前社長兼主筆は 《今度の全在千死刑赦免は、ペスカマ事件の最終解決として非常に肯定的なきっかけになるだろう》とし 《これは中韓両国政府、朝鮮族社会の努力と韓国有志関係者たちの声援の結果であり、中韓修交 15周年、中韓交流年である 2007年の一つの代表的な事例でもある》と述べた。 彼は 《吉林新聞社は始終ペスカマ号事件の処理で冷静な、そして歴史と現実を 共にする未来指向的な眼目で出発し、世論を導き、円満な事件解決を推進して来た。 したがって所謂 〈全在千救命運動〉は、その 罪は許すことができないがそのような悲劇が生み出された原因を暴き、傷の治癒と未来の関係に立脚して二度とこのような民族 悲劇が生じないようにしようということに焦点を置いた》と述べた。

(吉林新聞 2008年1月3日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット