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[社会] 日を決めて出産する妊婦が急増

結婚日を選択するだけでなく子供の出産も日、時間を計算して出産する現象が急増している。金豚の年を迎えた去年、 延吉市の一部の 《妊婦》たちは自分の子供に 《吉運》をもたらすため、帝王切開手術など人為的な方法で赤ん坊の誕生時間を 繰り上げたり、延ばしたりした。

去年、延吉市のいくつかの病院でこのような方法で出産した 《妊婦》が往年に比べてめっきり増加し、各病院の婦人科入院病室は あらかじめ入院している妊婦たちのために満員だった。

孫さんの出産予定日は 2007年 12月 24日だった。 孫さんの姑は子供に良い日を選んであげるために特別に易者を尋ねた。 赤ん坊が 12月 18日 17時に出生すると良いという話を聞いて、孫さんは繰り上げて病院に入院、帝王切開の手術日を12月 18日に決めた。

医者が、繰り上げ出産すれば赤ん坊と妊婦のどちらもが危ないと重ねて忠告したが、孫さんの気持ちを変えることが出来なかった。 仕方なく医者は 18日、孫さんに帝王切開手術を実施したが、赤ん坊は看護室で 48時間の救急を受けた後にやっと危険から脱することができた。

延辺婦幼保健院産婦人科では 《こんな情況はほとんど毎週発生している》とし、吉日と日、時間を選択しての帝王切開手術を要求 する人々がますます増えていると語った。

延辺婦幼保健院産婦人科の専門家は、日を選択して子供を生むことは自然の法則に違反した行為だと指摘した。 専門家は、 帝王切開手術は即ち手術であり、妊婦の大量出血と感染の可能性が増え、産後に各種の余病が現われる可能性も自然出産の 何十倍にも達し、陣痛と回復時間が比較的長いために時間を選択して繰り上げて子供を生むことは妊婦と新生児のいずれにも メリットはないと指摘した。

これ以外に専門家たちは 《子供の生まれる時間がめでたければ一生運が良い》などというのは、単なる迷信に過ぎず科学的な 根拠もないので、妊婦たちには自然の摂理に従って元気な赤ん坊を生んでほしいと勧告した。

(吉林新聞 2008年1月2日)
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