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[社会] 北朝鮮、来年 4月にオリンピック史上初の聖火リレー


▲北京オリンピック聖火リレー区間の金日成広場

北京オリンピック組織委員会と北朝鮮オリンピック委員会は最近、平壌市人民委員会と北京オリンピック聖火リレーの ための協議書を締結、これにより北朝鮮の平壌では来年 4月 28日、オリンピック史上初めて聖火リレー行事が行われる。


▲北京オリンピック聖火リレー区間の友誼塔

朝鮮中央通信によれば、 2008年中国北京で進行される第29回オリンピック競技大会の聖火がリレーレースで平壌を通過する。 これに関する合意書が平壌で調印された。 調印式には北朝鮮オリンピック委員会と平壌市人民委員会の関係者たち、2008年 北京オリンピック大会組織委員会のメンバー、北朝鮮駐在中国大使館メンバーが参加した。

80人のリレー走者が 20km走る

北朝鮮駐在中国大使館文化処によれば、オリンピック史上初めて平壌で行われる聖火リレーには、合計 80人の走者が参加、 そのうち北朝鮮から 57人、コカコーラ、三星と聯想グループなどのスポンサーからそれぞれ 6人ずつ参加し、IOC 1人、北朝鮮 駐在中国大使館から 4人が参加することになる。


▲北京オリンピック聖火リレー区間の千里馬銅像

北朝鮮駐在中国大使館は今度の聖火リレー行事を非常に重視、聖火リレー指導チームを専門的に編成し、北朝鮮駐在・ 劉暁明中国大使が総責任を引き受けた。

中国大使館によれば、今回の平壌聖火リレーが暫定的に決まったとし、平壌の多くのシンボル的な建物の周辺を通過する ことになる。平壌聖火リレーは主体思想塔を出発し、 5.1 競技場−金日成総合大学−中朝友誼塔−中国大使館−4.25文化会館− 祖国解放戦争勝利記念館−普通門−人民文化宮殿−平壌体育館−金日成広場−千里馬銅像−凱旋門−金日成体育館に 至る 20km 区間であり、総計 80人の聖火リレー走者が 250mずつ走ることになる。


▲北京オリンピック聖火リレー区間の北朝鮮駐在中国大使館

また聖火リレー区間の祖国解放戦争勝利記念館、平壌体育館と金日成広場など 3ヶ所に休憩所を用意する。

情報によれば、最初、聖火リレーコースが長くなるという理由で、市内からやや離れた中朝友誼塔と中国大使館を聖火リレー 区間から除いたが、中国が北朝鮮と協議を通じてこれらの区間を含ませることになった。

各国の記者、聖火リレー行事を取材

今回の平壌聖火リレー行事は、世界のメディアの関心を集めた。 計画によれば、中国から 30人余りの記者たちが 北朝鮮に取材に来る。 またその他、一部の外国メディアも記者を北朝鮮に派遣することを表明した一方、北朝鮮に 専門関係者を指定して外国記者のビザ申請を扱うことを要求した。

情報によれば、北京オリンピックの聖火は韓国でのリレー行事日程を終えて、来る 4月 28日夜明けに飛行機にて 軍事境界線を通過し、平壌に到着した後、当日午後 2時から 8時まで平壌市内を通過する予定だが、時間があまり にも遅れれば聖火リレーに影響を与える恐れもあり、両国側が現在、時間を繰り上げる方案について交渉を続けている。

広告制限

オリンピック競技大会はスポンサーたちについて言えば広告をする絶好の機会だ。 それゆえスポンサーたちは平壌 で広告ができる機会を逃すまいとする。 しかしさまざまな問題を勘案し、北朝鮮はスポンサーたちの広告に対して それなりの制限をかけた。 北朝鮮は今まで、コカコーラと三星と聯想 などオリンピック後援 3社に限り聖火リレー 支援車を利用した広告を認めることにした。 しかしこれら 3社が車を通じて広告ができるようにしたとはいえ、チラシには オリンピック後援の歴史のみを掲載することができるように内容を制限し、聖火リレーコース周辺の屋外広告も一切不許可とした。

計画によれば、今度の聖火リレー行事が順調に進むように、北朝鮮で支援車を提供することになる。 支援車で使われる 上海大衆自動車の提供車に対して商標の露出を認め、他社の製造車は商標を選り分けた後にのみ使うようにした。 /新華社

(黒龍江新聞 2007年12月19日)
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