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[社会] 国際野生虎専門家、琿春で虎観測の秘訣を伝授


▲野生東北虎の首に電子観測器をつけている米国の専門家ヨハン

12月 17日午後、吉林省林業庁、吉林省野生動物保護協会、吉林琿春虎国家級保護区、国際野生生物保護学会、 世界自然基金会で共同にて主催した中国東北虎及びヒョウ野生群体に対する観測養成研究シンポジウムが琿春で行われた。 会議には国内外から来た専門家と学者、そして吉林省と黒龍江省自然保護区の 50人余りの専門人員たちが参加して国際 野生生物保護学会ロシア駐在専門家のヨハンがロシア極東地域で十数年間、虎とヒョウの観測事業に携わった経験を紹介した。

アメリカ・ニューヨークから来たヨハンは十年余り前から、国際野生生物保護学会専門家の身分でロシア極東地域で当地の 保護区の観測活動に参加、科学的な手段によって 49頭の野生東北虎と一部のヒョウの首に電子観測器を取り付けた。 ヨハンは東北虎 《3世代》の家族に対する近距離観察を通じ、東北虎の平均寿命は 14年前後で、一頭が 2〜3匹の子を産み、 その活動範囲は 800〜2000平方kmほどであることを明かした。

ヨハンはまた、会議の参加者たちに野生動物の足跡識別と東北虎に遭遇した時の救命方法を伝授した。

国際野生生物保護学会の責任者・李氷は、会議の参加者たちに生物の多様性と自然保護区及び東北虎保護に対する大切さ を指摘、会議の参加者達は本地域の観測情況と関連して深みのある討論を展開した。

情報によれば、現在、全世界的に野生東北虎の数量は 428〜501頭で、ヒョウは 30匹になるが、大部分がロシア極東地域に分布 しており、我が国で活動している東北虎は約 30頭、主に吉林省と黒龍江省東部の中露国境付近で活動している。

最近の観測情況で見れば、琿春市内で活動している東北虎は約 5〜7頭で、このほかにヒョウの活動足跡も観測された。

(吉林新聞 2007年12月19日)
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