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[教育] 敦化で金時代の文物貯蔵甕を発見



最近、敦化市の東に位置する江南鎮双勝村の水道管改造施工の現場で、意外にも金時代の文物貯蔵甕が発見された。

この貯蔵甕上部の直径は 2mで、甕の深さはおおよそ 1.7mほど、甕の下には川の砂が敷き詰められ、 地表以下約 1mは近代の粘土層だった。 器物は 3つ個の大きな陶器の棺に入れられており、品物は一字型に 配列されていた。今回出土した金時代の器物のうち、完全な物は 43件で、破損してはいるものの修復可能な 器物は 70件。 これ以外に大量の器物の残骸も発見された。

10月 1日、双勝村で調達した掘鑿機で古い水道管を掘り出したところ、急に大量の銅器、鉄器、磁器、陶器が 出土し、地面に並べられた。これほど多くの文物を初めて見た村民たちは、最初しばらく呆然とし、どうして よいのか分からなかったが、すぐに争って器物を持って行き始めた。 村の指導者がこの情報を聞いて駆けつけた 時は、すでに大量の文物が村民たちの手に渡った後だった。

敦化市文物管理部門では、報告を受けた後、現場に到着して村の指導者とともに大量の文物の破片と一部の鉄器 を収集し、適切に処理した。

これと同時に文物所の関係者たちは、現場の施工人員たちに 《文物法》と関連法律法規を周知させ、彼らが自発的 に文物 12件を出すようにさせただけでなく、一部の文物に関する情報を提供した。

双勝村で金時代の文物甕を発見したことは、関連部門の注目を集めた。公安部門では施工人員たちが提供した 手がかりに基づいて、 10月 5日まで村民たちの手元に散らばっていた大部分の文物を回収した。

今回出土した金時代の文物は、吉林省東部地区で初めて発見された文物であり、数量と品種が多く、等級も高く、 敦化市の文物収蔵を豊かにした。 これはまた敦化地区の歴史的沿革及び金時代の敦化の経済の研究に重要な意義 があり、特に金時代の手工業の発展研究のために重要な実物資料を提供してくれた。

(吉林新聞 2007年11月26日)
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