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[社会] '第12回グローバルコリアンフォーラム' 韓国で開催

"全世界の朝鮮族・コリアンが海外で一つに"

朝鮮族社会問題を研究する学術シンポジウムが最近、初めて韓国釜山で開かれた。

今年で 12回を迎えた 'グローバルコリアンフォーラム'は、中央民族大学韓国経済文化研究所、 アジア経済文化研究所、国際通商戦略研究院が共同主催し、韓国釜山広域市と釜慶大学などが後援した 中、釜山海雲台グランドホテルと釜慶大学で開催された。

中国中央民族大学・黄有福教授は大会辞を通じて "急速に変化する朝鮮族の早い経済発展と文化創新の ための 'グローバルコリアン共同体'の構築と相応したシステムの導入が急がれるべきだ”とし "このようなグローバル組職だけが私たちが今まで研究して挑戦して来た朝鮮族社会の現実的な問題を解決 することができる"と強調した。

基調講演では日本の名古屋大学・桜井龍彦教授は '東アジアのコリアンネットワーク研究の時点と課題'で 発表した。 桜井教授は "移民を資源として受け入れ、研究をしなければならない"とし "中国の 200万朝鮮族は 外国に住んでいる韓民族の中でも最も流動性が高く、韓国人と等しい言語と習慣などを持っているので、 労動資源の商品化が可能"と解釈した。 しかし彼は、現在かなり多くの数の朝鮮族が自治州を離脱し、 移動による戸籍抹消、言語の消失、他の民族との結婚増加、世代による価値観の変化などが現われており、 朝鮮族自らのアイデンティティ弱化を憂慮した。

中国北京工業大学・金俊峰教授は '朝鮮族と都会化の問題に対する小考'を通じて "韓国政府が国内企業の 労動力難を解決するため、拙速に朝鮮族政策を進めて来た"とし "10年以上、ブローカーなどの不正を遮断 することが出来ずにいる"と述べた。

中国中央民族大学・李海栄博士は '朝鮮族の次世代育成の緊迫性と実践的代案'において、最近朝鮮族の大学生が 直面している状況を発表した。

李博士は "昔から朝鮮族は子弟教育熱が高く、多くの朝鮮族が大学生活をしているが、韓国企業の中国進出が 多くなると通訳など、最近は簡単にお金を儲ける事が多くなり、学業に疎かにしている"とし、お金儲けに汲々 としている朝鮮族大学生の学歴低下を憂慮した。

シンポジウムの運営委員長を引き受けた国際通商戦略研究院・趙ソプユン院長は、韓国、中国、日本、アメリカ など各国から集まった学者たちに "これまで、海外のコリアンたちがお互いに直接的に連結できる通路が 少なかった"とし、 "今度のフォーラムを通じてミクロ的次元ですべての経済、文化活動が海外で直接連結 される足場を作った"と、フォーラムに参加した 60人余りの学者たちに感謝の意を表した。

(黒龍江新聞 オ・ジェボム記者 2007年11月17日)
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