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[社会] 瀋陽に我が民族の'金持ち軍団'誕生か

'金持ち作る会社-成宝'、瀋陽デパートを引受

中国最大の韓国商品集散地の誕生を予告


瀋陽デパート(瀋陽百貨大楼)が新しい主人に会い、中国最大の韓国商品集散地に生まれ変わる。 去る 25日、瀋陽市の大型国有企業である瀋陽デパートが遂に売却公示を撤回し、1345万元の価格にて諸般の 所有権を譲渡したと瀋陽市和平区国有資産管理委員会が伝えた。 その新しい主人こそ、延吉で '中国進出成功 神話'をなし遂げた延辺成宝グループの鄭永彩会長だ。

鄭永彩(韓国人、75歳)会長は 1992年吉林省延吉に進出して延辺成宝国際商務ビルディング有限公司を設立、 10年間余りの努力を経て '成宝'を東北最大の韓国商品集散地に育て、百貨店業界の '韓流'を先導した人物で、 彼が率いる成宝グループは '金持ちを作る会社'と呼ばれるほどに事業で大きな成功を収めた企業家だ。

今の延辺成宝の関係者のうち 150人余りがマイカーを持っており、 300人余りが自分のアパートを持っており、 文字通り '金持ち'になった。 '成宝'は毎年、国家に納める税金だけでも 500万元、延辺に 300人余りの朝鮮族 富豪、千万長者を生み出した。

鄭会長は次々に '延吉市栄誉市民'、 吉林省 '優秀外国専門家'の栄誉ある称号を授与され、吉林省の 韓国人のうち初めて外国人永住権を取得、去年は吉林省外国人最高賞である '長白山友誼賞'を受賞した。 現在、吉林省政府、延辺州政府の経済顧問として活躍している彼は、毎年 20万元規模の奨学金を発給する延辺 成宝奨学財団を設立するなど、民族教育事業に心血を惜しまない徳望高い事業家だ。

今度、瀋陽デパート第2次売却公示に先立って 2004年初の売却公示の時、二つの会社がデパート引受に出たこと があった。このうち一方の会社は瀋陽デパートの区域に関して諸般の企画を提起し、第1期商業街工事の改造まで 行ったが、後には結局自らの経済的原因により引受をあきらめてしまった。

公示情報によれば成宝グループは、瀋陽デパートの 1億 959万元の総資産と 1億 2241万元の負債を共に引き受けた。

延辺成宝グループ金成順総経理(朝鮮族)によれば、瀋陽デパートは西塔から 500m離れた所に位置し、今後、 既存の 4階と 5階からなる両側の建物を 9階で '連結' 統合させれば、建築面積が約 4万平米に及ぶものとなり、 その建築面積は今の延辺 '成宝'の二倍を越える。 設計図によれば、南北両側にホテル区域、中央の東西向き部分は 商店を作り、主に韓国の衣類を販売し、ビルの中には新しく娯楽センターを作る。 新しい瀋陽百貨が開業すれば、 その商品の物量はおおよそ今の延辺‘成宝’の 10倍に達し、名実共に中国最大の韓国商品集散地になる見込みだ。

"私は 61歳に中国へ来て事業を始め、今日まで休む間もなく駆け抜けて来ました。 私たち '成宝'は、間もなく瀋陽 に今の '成宝'より規模が一段と大きなデパートを作りますよ。 時が来ればさらに多くの我が同胞の金持ちが出現する でしょう。" 成宝グループの鄭永彩会長はこのように語った。

瀋陽市の民族商工界のある関係者は、記者の電話取材で、今度の瀋陽デパート引受は瀋陽商業界に大きな震動を もたらすものになるはずだと言いながら、 “機会と挑戦”が行き交う今度のデパート引受は、その主人公である 延辺成宝グループの成長過程から考え、単純な企業引受の次元を越えて瀋陽に中国最大の韓国商品集散地の誕生 と数百人の我が民族の '金持ち軍団'の誕生を共に予告する中国ハンギョレ商圏の一大事と言えると述べた。

(黒龍江新聞 パク・ベクリム記者 2007年11月3日)
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