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[経済] 飲食業界の人力募集、弱り目に崇り目

朝鮮族店員の求人難深刻、漢族店員も捜しにくい



《朝鮮族店員を手に入れにくい》という話が、およそ何年もの間、ずっと途切れずにいる中、 最近は 《朝鮮族どころか漢族の店員も不足》する現象まで現われ、飲食業界で困難に直面している。 吉林省労働社会保障庁の関係者は、飲食業界で募集対象の要求を下げて待遇を上げてサービス員を誘致すべきだと建議している。

朝鮮族店員を求めるのは、やはり《夢のまた夢》か?

朝鮮族が経営する食堂や韓式店を経営する韓国の人々は、ほとんど大部分朝鮮族の店員を選好する。 朝鮮族の店員たちは同じ言語を使うため、便利であるのみならず、食べ物による朝鮮族文化、礼節を 顧客に伝達できる等々、さまざまなメリットを持っている。そのため、これから開業する、あるいは 人力不足に悩んでいる朝鮮族、韓式の飲食店では 《朝鮮族店員を優先募集》という広告を出しても いる。しかし朝鮮族店員は募集できないまま、漢族の店員を採用している。

長春市の某韓式店・金経理は 《朝鮮族が好きな食べ物を主としている以上、朝鮮族の店員を雇えれば 良いですね。 彼らは食べ物の習慣、文化に対してよく知っているから、お客の問いにも易しく答える ことができるし、同じ韓服でも朝鮮族の店員たちがより上手に着こなすなど、メリットが多いですね。 しかし朝鮮族の店員を雇うことほど大変な事はありません。今は厨房で働くおばさん以外、その他は 仕方なく漢族の店員を雇っています。》と語った。顧客も長春市の大部分の朝鮮族、韓式飲食店では 朝鮮族の店員をほとんど求めることが出来ないとしている。

朝鮮族店員の求人難について、一部の食堂主人たちは 《これは店員の年齢帯の若者たちが海外あるいは 沿海地区に移動したことと関係する》と言う。 多くの朝鮮族人力が沿海地区へ足を移し、 多分 《沿海地区では店員不足に困ることはないだろう》という意見もあるが、実はそれらの場所での状況も同じだ。

大連の人力会社・李女史は 《沿海地区で朝鮮族店員に対する需要はずっと満足できないままであり、 人力募集も多いです。 しかし若年の朝鮮族たちは若干のコンピューター知識さえ掌握すれば、韓国の 会社に簡単に就職することができるから、大部分は店員には特に関心がないです》 と言いながら 《韓国の会社に就職すれば、仕事も楽で月給もたくさんもらうことができるから、店員には応募しないですね》と分析している。

朝鮮族どころか漢族店員も不足

このような朝鮮族店員に対する枯渇状態がまだ癒えない状況で、今後は 《店員そのものすら募集しにくい》と、 商店街では苦心している。

記者が吉林省の人力資源市場で調べたところによれば、今年の第2、3半期、店員はずっと品切現象となっていた。 第2四半期、吉林省での店員に対する需要は 10833人だったが、応募者はたったの 4626人にしかならず、店員 不足人数は 6207人に達した。 第3四半期もほとんど同様で、店員は吉林省の 10大不足人材、人力に数えられた。

長春市の某朝鮮族飲食店・李経理は 《以前には漢族の店員応募者が多く、店員募集にあまり困らなかった。 ただ朝鮮族店員を雇おうとする時に神経を使っただけだ。 しかし今は店員を求めること自体が大変だ。 食堂の人手が不足しており、広告を出しても半月経っても応募しに来る人がいない》という。

このような店員人力不足について、人力資源市場の該当責任者は 《飲食業界では大部分 20〜30歳の年齢帯 の若者達を雇おうと考える。しかし店員に応募する若者達は頻繁に職場を変えている。 彼らは大部分、学歴が 低かったり農村の子弟たちだから、店員を足がかりにしてさらに良い職場を求めようと考える》とし、店員募集 で年齢、技能などの条件を低め、労賃を高めてあげなさいと建議した。

(吉林新聞 2007年11月1日)
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