［経済］ 投資環境規制で在青島の韓国企業も経営困難に
皮革製造業者である A社は、最近、青島工場をベトナムへ移す計画を推進中だ。 中国内の排水処理
基準が厳格になり、汚染処理施設の設置に今年だけで 1000万元近いお金がかかったからだ。 会社関係者は
"最近、製紙、非鉄金属、肥料業種など中国に進出した中小企業が各種の環境規制で収益が減り、工場移転や
閉鎖を考慮中"と語った。
大韓商工会議所は 21日 '中国の環境政策及び市場動向'報告書を通じて "中国政府が 2008年の北京オリンピック
と 2010年の上海万国博覧会を控え、環境規制を強化しており、韓国企業の採算性が悪くなっている"と伝えた。
特に報告書では "中国政府が来年の 8月、オリンピックを前後する 2ヵ月あまりの間、北京近隣の鉄鋼と石油化学
など環境汚染誘発業種の稼動中断を考慮している"とし、国内業者の注意を喚起した。 中国は去る 3月、電子製品
の有害物質の使用を制限する方法を施行するなど最近、環境規制を大幅に強化している。 大韓商工会議所の関係者
は "中国環境市場は年間 12％ほどにて成長しており、 2010年約 50兆ウォンに迫るだろう"と述べた。
（黒龍江新聞 ２００７年１０月３０日）
|
