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[社会] 中国法にない《親戚関係証明書》どこへ行けばもらえるのか?

韓国親戚訪問の申請者たち、不満

《なぜ中国の交番で発行できない 〈親戚関係証明書〉をもって来いと言うのか?》

《中国法に合わない制度を廃止して他の方法を取り入れるべきだ》

最近、韓国へ親戚訪問に行くため韓国駐瀋陽総領事館にビザを申請中の人々とこれらのビザを代行する部署では、 領事館で要求する 《親戚関係証明書》について問合せが多く、本社に読者たちの問合せが殺到している。

駐瀋陽韓国総領事館では韓国親戚訪問ビザ申請の便宜をはかるという主旨で、これまでに親戚関係公証制度を廃止した。 意図は良かったが、問題はその代わりに親戚関係を立証する 《親戚関係証明書》を具備書類として要求していることから起こった。

しかし 《中国法上、〈親戚関係証明書〉は発行してくれる部署がないのが実情だ。 もし当地の交番で発行 してくれるとしても、それは公式的なものではない。 交番では親戚関係を調査証明する義務がないため、 親戚関係証明書を発行してもらうのは難しい》と吉林省公安庁の関係者が明らかにした。

このようなわけで、当地の交番に親戚関係証明書をもらいに行って来た人々は、交番で親戚関係証明書を発行 してもらえずに無駄足を踏み、労苦が甚だしい。 そんな中、一部の不法分子たちがこの機会に乗じて 2000〜3000元 出せば発行してやる》と言いながら詐欺を働き、申請者たちの被害が多い。 しかし法的手続上は不可能な事である ため、 《お金を出してももらって来ることができない》 ため、不満が募る。

このため、自ずから中国法に合わない 《親戚関係証明書》制度自体に対する反対の声が高まっているのだ。 中国法上、分家して戸籍を分ければ、分ける前の人々との関係が立証されない。

駐瀋陽韓国総領事館では公証制度を取り消し、申請者たちの負担を減らしてくれた。このためには、戸籍簿だけで 親戚関係を分別することが出来ず、また偽の親戚訪問が氾濫しているため、親戚関係証明書を要求しているのだが、 だからといって 《親戚関係証明書》制度が申請者に新たなる被害や困難を与えるのであれば、改善が必要だ。

申請者たちは、駐瀋陽韓国総領事館で一日も早く他の制度を取り入れてくれることを切に望んでいる。

(吉林新聞 2007年10月29日)
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