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［教育］　どうして女子学生たちの方が勉強がよく出来るのか？ ◆ 《女子学生の方が男子学生より勉強がよく出来る》というのは、既に当然の公式になっている。 大学進学者数や名門大学進学者数や小中学校で試験の成績順位を付けて見れば、上位の大部分が女子学生だ。 女子学生が男子学生より賢いからなのか？より真面目で努力するからなのか？ 勉強での陰盛陽衰 （女が強く男が弱い）減少は、既に大きな課題となっている。 大学も勉強順位も《女子学生 3分の 2現象》 《我が国の高等教育課程問題研究》課題チームでは 1998年〜2002年の我が国の普通大学在校生に おける女子学生数は 2倍にも膨れ上がり、学生総数の比率は 38.31％から 43.95％に増加したと発表した。 今年の長春市朝鮮族中学の学生たちの大学入試の結果だけを見ても、北京大学に女子学生 3人、 清華大学に男子学生 1人が入学、大学入試の成績結果の上位は女子学生たちが 2/3を占めている。 現在、中高生たちの状況も勉強成績の上位は女子学生たちが 2/3を占めるという。 延吉市実験中学校の中学生たちの状況も同じだ。 今年延辺一中に入学した学生 50人余りのうち、 女子学生が 2/3を、現在中学2年生の学生たちの状況も女子学生が 上位2/3を占めているという。 女子学生の方がより熱心に勉強する 女子学生たちの学習成績が男子学生たちよりも高い原因の一つは、女子学生の方が熱心に勉強する ことにある、と長春朝中の高校 3年生を卒業させた黄玉蘭教員はいう。 男女という生理的な特徴から、性格、好みが異なり、男子学生たちは女子学生たちより意志力、忍耐力、スタミナが劣る。 男子学生はいたずらが激しいほど好奇心が高く、興味もあらゆる方面にわたり、自制力と忍耐力、 集中力が劣る。 例えば同じ時間でも、遊んだり武術小説を読んだり、下校すれば ＰＣバン（ネットカフェ）へ 行ったり、お酒を飲みに行ったり、サッカーをしに行く男子学生たちが少なくない。 一方、女子学生たちは性格が内気で穏やかな場合が多い。 講義を真面目に聞いて、メモする習慣は、 男子学生たちには太刀打ち出来ない。 休み時間にも席を離れず本を読んだり、授業内容を整理する。 そして夕方、自習が終わって宿所に帰った後にも、電気スタンドをつけて夜中まで勉強する。 今の試験様式が女子学生向き 延吉市実験中学校の李ヨングム教員は、女子学生たちの学習成績が上位を占める原因は、男女の能力差ではなく、 現行の試験様式が女子学生向きになっているからではないかという。 現行の試験様式は、機械的な記憶の能力を見るものといえる。この面はもちろん女子学生が優位を占める。 試験準備を充分にすることで、当然、男子学生たちより高い成績を取る。 毎学期に 1位をとるというこの学校の 2年生の某女子学生だけ見ても、 1点でも沢山取ろうとして頑迷に覚えよう と非常に努力する。勉強さえ出来れば良いという一念で、夜 11時、12時まで本を手から離すことが出来ないという。 純粋に努力の結果だ。 教育評価体系が男子学生に不利 青少年教育の専門家・沈ゴンリョンは、男子学生たちは活発で動くのが好きだから行儀にも影響を与え、 覚えるのに時間がかかる一方で失敗もしやすい。そのため、現行の教育評価体系は男子学生たちに積極的な 面で発展するように励ますことが出来ず、批判や叱責を受けやすくしている。そのため優秀な学生代表や、 さまざまな競演での栄冠は、大部分が女子学生の手にわたる。 因材施教（能力別教育）は中国教育の伝統だ。 性別に関係なく、子供達は誰でも、必ず自分の長所を発揮して 機能を掌握するように教育をしなければならない。 そのため教育方法も手段も男子学生たちの特徴に合う ように、強みを発揮出来るようにして学校の誇りとして養成しなければならない。 未来は男女学生 たちの共同による舞台だからだ。 （吉林新聞　２００７年１０月２５日） Copyright(C) 朝鮮族ネット