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［社会］　東城有機米、世に出る 和龍市東城鎮有機米祝祭、盛大に 肥沃な60里の平野は、秋に入って一面に嬉しい黄金波の中にさざめいている。よく実った稲穂が頭を垂れて 豊年を知らせ、一年中汗して大切に育てた田畑を眺める農夫たちの心も喜びに満ちている。 60里の平野の端にある和龍市東城鎮、はてしなく開けた黄金の秋原野が、ここにも容赦なく台風が来たことを物語る。 9月24日、黄金の秋を迎えた和龍市東城鎮は、一面に祝祭の雰囲気で賑やかだった。金色海蘭江をテーマとした 有機米民俗文化祝祭がここで盛大に開かれた。 和龍市東城鎮は質のよい有機米の生産基地として既に世の中に広く知られた所だ。 和龍市政府が主催し、 東城鎮政府、 和龍市農業局、和龍市文聯などが開催した今度の有機米民俗文化祝祭は、東城鎮の地域ブランド である有機米を四方にさらに広く広報し、地域経済発展を早め、農民たちの収入を増大させることにその主旨を置いている。 東城鎮は州級生態モデル郷鎮として大きな力を注ぎ、緑色有機米を発展させた。現在、有機米基地の面積 が 500ha余りになり、年間 3500トンの有機米を生産している。この鎮の緑色米基地は国家から《無公害米生産 標準化モデル区》に命名され、 2002年度には 《吉林省名ブランド製品》の栄誉を受けた。 東城鎮は既に緑色有機米産業 を一体化した地域ブランドとして世の中に広く知られている。 今度の祝祭で東城鎮の農民たちが民族特色と地方特色が濃い農楽とサムルノリ、プンムルノリなど盛りだくさんの文芸種目 を出演して喝采を浴びた。 特に祝祭の舞台と現場をよく実った稲穂で飾りつけ、東城有機米の近距離広報と共に嬉しい 秋の趣と収獲の喜びを感じることができるようにした。 《東城風采写真展覧》、《藁工芸品展覧》、《脱穀現場体験》、《有機米主体の農副産物展示》、《朝鮮族民俗食品展示》、 《有機米基地参観》 など多様な行事で開かれた今度の祝祭は、国内外に東城鎮、ひいては和龍市の質のよい有機米を広く 知らせ、農民たちの収入を増加させ、地域経済の発展を導くのに積極的な役割をするとみられている。 （吉林新聞　２００７年９月２４日） Copyright(C) 朝鮮族ネット