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[社会] 急速に到来しているマイカー時代、安全不感症が問題



悠々と流れる川の水のように、延吉市の通りでは車の流れは滅多に途切れない。長白山路、天池路、 光明街、参花街・・・ どこへ行っても車が急増していることを感じさせる。

市交通支隊の去る 5月 31日までの統計によると、我が州のマイカー保有数は 3万 2237台に達し、 2004年の 1万 7297台に比べておよそ倍に増えた。 これは 100人のうちマイカーが 1.5台あるという計算になる。 特に人口が 43万しかならない延吉市に 3万 44台(去る 3月までの統計)のマイカーがあり、延吉市では 100人中 マイカーが 7台あることになる。既に延吉市は名実共にマイカー時代に入った。 改革開放以来、快速的な発展を 続けている我が州の喜ばしい姿を見せてくれる一断面といえる。

ところが、急速に増えているマイカーに比べ、道路交通の状況がこれを支えることが出来ず、駐車場が不足し、 車の渋滞する問題が深刻であり、駐車問題が頭痛の種として浮上している。 特に出退勤のピークになれば、河南橋、 延新橋、光明街、天地路などは行き来する車で完全に塞がれた感じになる。 駐車場問題も見逃せない深刻な問題だ。 延吉市の大多数の大型街区は、かなり小さな土地でも大切にして建築物を建てることばかり神経を尖らせながら、 駐車場を全く念頭に置かず、マイカーを利用してショッピングする人々が大きな困難を経験している。そして道路を 占有し、盲人道路を占有して駐車する行為が頻繁にあり、これがまた車が滑らかに動けないようにしている。

ところが、このような問題は人々の安全不感症に比べれば非常に小さな事に過ぎない。 市民が横断歩道で信号を無視 してでたらめに向かい側へ渡るかと思えば、さらには横断歩道ではない車道をでたらめに渡ったりしている。 運転手 の安全不感症も同じだ。 横断歩道で道を渡る人々と先を争ったり、飲酒運転、スピード違反、さらには逆走行までして 交通事故をもたらし、交通沈滞をもたらして市民の生命安全も脅かしている。

市交通支隊の 2002年 12月 21日から 2006年 12月 20日までの統計資料によると、我が州内で発生した 908回の交通事故で 合計 1063人が命を失ったが、その大多数が運転手や通行人の安全不感症による車事故だった。 なかでも飲酒運転による 事故回数は 61回、75人が生命を失い、死者数の 7.06%を占めた。スピード違反による事故回数は 155回、 178人が 生命を失い、死者数の 16.75%を占め、逆走行による交通事故は 20回、 27人が生命を失い、死者数の 2.54%を占め、 不法追い越しによる事故回数は 43回、65人が生命を失い、死者数の 6.11% を占めた。 特に運転免許証のない人が車を 運転して起こった事故が 183回に達し、これにより生命を失った死者数は 209名にもなり、死者全体数の 19.66%にも なった。通行人の安全不感症によって起こった交通事故は 33回、 33人が命を失った。 特に注目すべきことは、道路の 原因による交通事故はただの一件も発生しておらず、機械の故障及びその他の原因による事故もわずか 12件、死者数 は 13人で、死者数の 1.22%にしかならなかったという点だ。

生活水準の向上により、我が州のマイカーはネズミ算式に急激に増加している。今の時点で、安全不感症は見逃せない 深刻な問題として浮上している。生命はただ一つしかない貴重なものだ。 運転手と市民のいずれもが、安全に万全を 期して安全意識を養って行かなければならない。

(延辺日報 キム・ミョンソン記者 2007年9月19日)
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