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[社会] 誤訳されたハングル看板を直そう

中韓修交以来、韓国人の中国進出ブームが続き、飲食店、旅館などにハングル看板がますます増え、 独特の風景を見せている。 また朝鮮族が密集する地域では、顧客の便利のためにハングルによる看板をたくさん 掲げている。 しかし看板に書かれているハングルが誤字、誤訳が多く、都市の文化環境に似合わないばかりでなく、 ハングルのイメージを傷つけている。

ハルピン市朝鮮族第一中学校は、省級示範高校であり、朝鮮族の学生たちと朝鮮族の住民たちが数多く集中している。 このように教育気風が濃厚な学校の周辺にも、誤訳されたハングル看板が少なくない。 'ナヒョンヒャン(那馨香)'を 'ナシンヒャン'、 'フムフムリョクァン(鑫鑫旅店)を 'フンフンリョクァン'、 'クムジャホ(金字号)'を 'キムジャホ'と誤訳している。

このように誤訳されたハングル看板が他の地方でも普遍的に存在している。牡丹江市西安区にある朝鮮族民俗街にも 'タングジャン(ビリヤード場)'を 'サングジャン'、小商品小売商店(小商品批発商店)を '小商品ミバル店'、 食品店(粮店)を 'リャンチョム'等々、誤訳された看板を簡単に見つけることが出来る。

もっと残念なことは、ハングルが間違った文まであるというということだ。 全文を読んで見ればハングルだが、 その中には、子音あるいは母音一つだけで構成されていたり、全くハングルでも漢字でもない変な記号が入っている。 これは、ハングルが分からない人々がハングル看板をかけてお客を集める手段としているもので、ハングルのイメージ を傷つけている。

言語の水準は社会文明の水準を象徴し、漸次的に民族の資質を感化する。すべての通行人が見る看板文字をハングル に翻訳する時、習慣どおり呼び名どおりに翻訳するのではなく、朝鮮語規範に合うように翻訳するのが正しい姿勢というものだ。

最近 '黒龍江新聞'に、遼寧省丹東市政府では市監察部及び民族事務委員会、工商局などの管理部門で街並を調査して、 現地のハングル看板に書かれている誤字を修正することを要求したという記事を掲載したが、これは私たちのハングル 看板文化を守る上で良い手本になる。 ハングル看板の翻訳を正確にさせることが急務だと思われる。

(黒龍江新聞 2007年9月1日)
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