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[文化] 第27回《延辺文学・尹東柱文学賞》授賞式、延吉で

8月17日、《延辺文学》月刊社主催、韓国海外韓民族研究所後援で第27回目となる《〈延辺文学〉尹東柱文学賞》 (2006年)授賞式が延吉市白山ホテルで盛大に行われた。

《〈延辺文学〉尹東柱文学賞》は、中国朝鮮族文壇で規模が最大の文学賞の一つだ。今度の授賞式で受賞した 作品は 2006年 《延辺文学》に発表された作品のうち、尹東柱文学賞審査委員会の審査を経て精選された作品だ。

第27回 《〈延辺文学〉尹東柱文学賞》 小説本賞は、酔って二人の仲間と一緒に腐敗した権力者を告発した が、酔いが覚めた後、仕返しが恐ろしくて後悔し、転々とする一人の退職教師の弱い姿と矛盾した心理を扱った 崔紅一の短編小説 《匿名信》(2006.1)が、随筆本賞は海千山千すべて経験した父親の足を簡潔かつ多角的に 詳細を描いた金チョムスンの 《足》(2006.9)が、詩本賞は最後まで自分を燃やし、その涙さえ燃やしてしまい 灰すら残さない蝋燭の火を歌った姜孝三の 《蝋燭には灰がない》(2006.4)が受賞した。 新人賞は小説分野で、 尹スンの悲劇的運命と朝鮮族社会を背景にして現代版沈清伝を描き出したチョン・ヒョンソブの中篇小説 《自慢の刺青》(2006.2)が、随筆分野では男性中心主義の通念を壊した呉キョンヒの叙情随筆 《搖れる美学》 (2006.8)が、詩分野では美しい人間霊魂の香りを吟じた崔ククボムの 《一筋の香りが》(2006.10)が、評論分野では 社会歴史的批評方法論で激動の年代に社会の底辺での苦しく悽絶な生を体験して来た尹林浩の小説を体系的に究明 したカン・ゴルの小説評 《尹林浩小説の基本モチーフについて》(2006.9)と他郷に住む詩的語り部の故郷に対する 特別な愛情と懐かしさ、そして痛みと恨を説得力をもって読み出した崔ミソンの《23字の魅力》(2006.5)がそれぞれ受賞した。

授賞式に続き崔紅一と崔ミソンが受賞所感を発表し、延辺文学月刊社・金森社長が挨拶を、韓国海外韓民族研究所 ・李潤基所長と延辺作家協会・許龍錫主席、北京高麗文化経済研究会・金哲会長、延辺州党委宣伝部・蔡永春副部長が激励辞を述べた。

(吉林新聞 2007年8月18日)
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