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［経済］　北五味子、間もなく新しいドル箱に 五味子はその実が甘く、酸っぱく、辛く、苦く、塩辛い五つの味を持っているといわれ、五味子と いう名前を持つようになったが、 ‘日華子本草’によれば、五味子は目が明るくなり、風邪を治める ことができ、消化を助け、水腫を鎮め、吐き気を鎮めて腹の膨満を鎮め、喉の渇きを癒し、煩熱をとり除き、 酔いを解消し、骨や筋肉が丈夫になるようにするなどの効能を持っていると明らかにしている。 五味子は南北五味子に分けられるが、北五味子を上質品として扱う。北五味子は長白山のものが有名な特産 として知られている。関係部門で検査測定したところによれば、五味子には多糖、りんご酸、レモン酸、 ビタミンC、五味子素及び脂肪などの物質を含んでおり、これらの物質は中枢神経系統の興奮、作業機能を 増強し、心血管系統を調節して血液系統の循環を改善させるなど、さまざまな機能を持っており、気を 高める高級保養剤の重要な原料として使われている。 最近、五味子は国際市場で、さらに韓国、日本などの国々でより脚光を浴びており、その市場展望が ますます明るくなっている。 今のところ、五味子茶、五味子酒、五味子飲料などはいずれも人々が好む製品だ。 北五味子はその価格が最近、大幅に上がった。3〜4年前まででもkg当り 12元ずつしていたものが、 50元に 跳ね上がったが、専門家たちはその価格がさらに上昇するものと見込んでいる。 そのため、五味子の人工 栽培業も展望が非常に明るい。 北国科学技術開発有限公司総経理・姜微によれば、最近、野生資源がますます少なくなっており、その価格 はkg当たり 120〜130元（乾品）で 2005年より 180％も上がった。 現在、薬市場の北五味子供給が不足して おり、その価格は既にkg当り 135〜138元にまで上がっている。 今、五味子を人工的に栽培する場合、主に苗を植えることを主としており、苗を植えて 2年後に実を結び始め、 一般的に 3〜5年もあれば大量に収穫することができる。畝当り 1000本ずつ植えるが、平均一株で 1kgほどずつ 収穫することができる。乾品で計算すれば畝当り200kgを生産することができる。 専門家たちは、五味子を栽培する上でカギになるのは選種だと指摘している。 種子をよく選択しなければならず、 そのためには信用ある研究単位から買わなければならず、一番良いのは秋期に現地へ行って直接実が成った状況 を見てから、その種子を買った方が良い。 そうすればそのような正規の会社から、ずっと技術指導を受ける ことができるので、失敗することなく五味子農業を成功させることが出来る。 （黒龍江新聞　ワン・ヨンピョン記者　２００７年８月１６日） Copyright(C) 朝鮮族ネット