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[文化] 流頭節を世界中に知らせたい

江西村第2回流頭節開催、4千名余りが祝い、大祝祭に参加

流頭節、今年 2月、黒龍江省第1回無形文化財名簿に入選



▲江西村の女性たちが髪を洗いながら一年の平和と豊年を祈っている。

28日、江西村第2回朝鮮族流頭節(旧暦 6月 15日) 開幕式が寧安市渤海鎮江西村体育広場で開催された。

流頭と言う言葉は、流れる水に髪を洗うという意味で、東流水頭沐浴という言葉の略語であり、 東に流れる水にて髪を洗い沐浴すれば、厄を払い、暑さに苦しめられないといい、平和 と豊年を祈る朝鮮族固有の風俗習慣として、新羅時代から伝えられ、現在までおよそ2000年余りという歳月が流れた。

2005年の第1回を含めて今度で第2回の流頭節を主催した江西村は最近、流頭節復活のために努力して来た。 また国内朝鮮族社会で大規模に流頭節継承事業をはじめた唯一の朝鮮族村でもある。 村経済の発展を推進する ための民族風俗 'ブランド'を開発しようと口をそろえていう江西村の村民たちは、関連部門の支援と民俗学者たちの 建議により、農閑期の節日に活性化したものこそが流頭節というわけだ。

この日、江西村の朝鮮族村村民及び周辺の朝鮮族村民たちで、祝賀の場は近隣の漢族村村民まで合流し、 4000人余りが参加、 民族団結の祭りの場になった。


▲流頭の日の最も代表的な風俗である流頭荐新式で江西村の村民たちが先祖と農神に流頭節を知らせている。

黒龍江省文化局、黒龍江省民族宗教事務局、牡丹江市政府、寧安市政府などの部門の指導者たちが流頭荐新式、 洗頭沐浴式、伝統流頭遊戯など、流頭節の朝鮮族伝統風俗を観覧した後、絶賛し、国家無形文化財名簿に 入選されるように最善をつくすと述べた。

この村の呉哲洙党支部書記は "昔の農耕社会から多様な生産様式に発展した今日、少なからぬ伝統の民族風習 がその過程で継承が途絶え、残念だ"とし "危機的状況にある民族文化遺産を活性化する一方、今後、流頭節継承 事業が途絶えることのないよう、継続して推進する計画"と述べた。

流頭荐新式の指揮を担当した金ヨンチョル(51歳)さんは "流頭節が開幕される数日前から眠れないほど興奮した" として、"農民たちの生活水準が向上するに伴い、伝統をいかそうとする村民の精神的追求が燃え上がり始めた"と述べた。

今年 2月、江西村村民たちの苦労の甲斐あって、流頭節は黒龍江省第1回無形文化財名簿に入選、これは黒龍江省内 から朝鮮族文化遺産として唯一指定された省級保護項目だ。

二日間行われた今度の流頭節行事は、バレーボール、サッカー、ブランコ乗りなど盛りだくさんの体育行事も 添えられ、流頭節イベントにいっそうの異彩を放った。.

(黒龍江新聞 キム・リョンオク、ユン・ソンミ、チョン・ハンジュ記者 2007年7月30日)
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