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[経済] 満洲里通商口、ロシア訪問者が激減

撤去政策で中国商人 2/3 が退去

今年の始め、ロシア政府で外国人露天市場の小売業従事を全面的に禁止する政策が実施されて以来、 3月末までロシアで商売をしていた 中国商人たちが大挙帰国、満洲里通商口も例外なくロシア訪問客が激減し、非常に閑散としている。

満洲里の対岸であるロシアのチタ、イルクーツクなどの都市に、 2万名余りの朝鮮族を含む中国商人たちが、大部分は露天市場で商売をしている。 この地域に行く東北3省の大部分の朝鮮族たちは満洲里を通って行くが、満洲里はロシアの商人たちでにぎやかだ。こんなロシア商人たちの需要に 応じて、去る 90年代中盤から満洲里にロシア商人たちを相手に民宿を経営している朴ヨンボクさんによれば、以前、この民宿に泊まって行くロシア商人 が年間 1200人を上回ったが、ロシア政府の露天市場小売業禁止政策の執行期限が迫った 2、 3月、帰郷客たちで一日に 10人位というピークを成した ものの、現在は非常に閑散としており、泊まり客が日照りに豆が芽を出す如く、何日間でやっと一、二名という状態だという。

チタで 6年間、衣装、軽工業品、生活必需品の商売をしている吉林省延吉市の太氏夫婦によると、現在、満洲里対岸のロシア都市で商売をする 中国朝鮮族のうち、 2/3が帰国したという。 いまだにチタに居座って商売をする朝鮮族は、商売がうまく行き、商店街の中へ移住してある程度、 税金などの経済的負担に耐える能力がある経済基礎がしっかりした人々だけだ。 しかしロシアで商売を始めてから間もない、経済的状況が豊か でない人々は、やむを得ず帰国を選ぶしかない。 太氏によれば彼のある友達は、身体が弱く、辛い仕事をしにくい状況なので、韓国よりもロシア を選択、ロシアで商売を始めてから 3年近く経ち、ようやく商売が順調になり始め、ロシア語も身につけて儲け始めた矢先、ロシア政府の外国人 露天市場追出し令が出され、泣く泣く帰国するしかなかった。現在、彼らはやむを得ず韓国へ行く手続きをしているところだという。

太氏は、帰国する人々は大部分は失意を感じており、もしかしたらロシア政府で外国人露天市場小売業に対する緩和政策や新しい政策が 出されるのではないかという、漠然とした期待をかけている人もいると伝えた。

(黒龍江新聞 ナム・ソク記者 2007年7月21日)
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