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[教育] 民族の立場を高めた朝鮮族首席合格

朝鮮族大学入試受験生、毎年地域別首席・次席を占める

朝鮮族受験生 '朝鮮語・日本語の恩恵'との誤解覆す


朝鮮族は中国 56の民族の中で教育水準が最も高いと評判だ。 毎年、大学入試の成績を発表する時になると、各地域から伝えられて来る朝鮮族学生が 首席(状元)を取ったという朗報が、朝鮮族社会全般をときめかせ、興奮のるつぼへと追い込む。

今年も尚志市朝鮮族中学校の禹奇鋒君が満点 750点のうち 667点を取り、黒龍江省の文科首席、延辺第一中学校の許春玉さんと長春市朝鮮族中学校の 柏雯瑛さんが 674点の成績にて並び、吉林省文科首席の栄冠を勝ち取った。 これ以外に寧安市朝鮮族中学校の李貴香さん、牡丹江市朝鮮族中学校 の金春来さんが 647点で並び、牡丹江地域文科首席を、 五常市朝鮮族中学校の陸美齢さんが五常市文科首席を取るなど、朝鮮族大学入試受験生たちが またしても朝鮮族の立場を高めた。

今年だけではない。

2000年、北京の大学入試で総点 641点で文科首席を取った権静さんの快挙は、当時、北京の 6万名余りの朝鮮族だけでなく、中国全域に住む朝鮮族社会に とって大きな慶事として受け入れられた。 その年、北京の大学入試には合計 5万 6000人余りが志願、そのうち文科志願者は 2万名余りだったが、権静さんが 1位となった。 当時、権静さんの家庭は北京市朝陽区政府から '北京市特殊寄与家庭'に選定され、国内のメディアはもちろん、 KBS、MBC など韓国のメディア にも大挙報道され、現代電子(北京) など中国に進出した韓国企業人たちは民族の威容を高めた権静が殊勝だとして、激励の意味で奨学金を寄託したりもした。

2004年、黒龍江省理科首席を取った大慶市の尹璐さんは、大学入試制度が再開されて以来、初めて 690点ラインを突破した記録を残したのみならず、 20年余りぶりに朝鮮族学生が理科首席を占めたという点でその意味が大きかった.

2001年、遼寧省理科首席を取った李海龍君は、当時 703点の高い成績にて話題の人物になった。

このように最近何年間か東北3省を含め、北京、内モンゴルなど、朝鮮族が密集した地域の大学入試状況を詳しく見れば、朝鮮族首席の数に感嘆させられる。

1982年黒龍江省理科首席・李賢玉、1993年吉林省文科首席・姜光文、1994年遼寧省文科首席・呉明日、1995年遼寧省文科首席・金善敬、 1998年黒龍江省 文科首席・朴粉蘭、1999年吉林省理科首席・金一、2000年北京市文科首席・権静、2001年遼寧省理科首席・李海龍、2003年内モンゴル自治区文科首席・金奇敏、 2004年黒龍江省理科首席・尹璐、2006年遼寧省文科首席・朴婧玲...

遼寧省の統計資料を見れば、 1987年、1988年、1990年、1991年、1994年、1995年、1996年、1997年、1999年、2000年、2001年、2002年、2004年、2006年大学入試 で朝鮮族の学生が省全体の首席(2004年は次席)を占めた。

1977年に大学入試制度が再開されてからは、ほとんど毎年、省別に大学入試で朝鮮族の学生が首席を占めたことになる。 それに地区級市まで併せれば、朝鮮族 首席の数はおびただしい。

特に中国の 13億の人口中、朝鮮族は 0.15%である 200万名にしかならないという点を勘案すれば、毎年大学入試首席の席を占める朝鮮族はあっぱれという他ない。

一部には朝鮮族の大学入試受験生たちが高い成績を取れるのは、朝鮮語文と日本語で易しく点数を取れるからだという歪曲された見解もある。 しかし最近何年間か、 大学入試で首席を占めた学生たちの大学入試成績はこのような見解を見事に覆している。

今年、黒龍江省文科首席・禹奇鋒君の大学入試成績を見れば、数学 147点(満点 150点)、日本語 138点、語文(漢語・朝鮮語総合) 134点、文科総合が 248点(満点 300点)だ。 吉林省文科首席・許春玉さんの大学入試成績は数学 139点、英語 140点、文科総合 254点、語文が 141点だ。 吉林省文科首席 ・柏雯瑛さんの大学入試成績は数学 134点、 英語 136点、文科総合 262点、 語文が 142点だ。 2000年北京市文科首席・権静さんの大学入試数学成績 は 144点だ。 2001年遼寧省理科首席・李海龍君の大学入試成績は数学 147点、語文 137点、日本語 135点、理科総合が 284点だ。

今年、五常市文科首席の陸美齢さんの大学入試数学成績は 144点だ。 2005年度大学入試で黒龍江省文科首席(676点)と 2点差でハルピン市文科首席に とどまった張文淑さん(674点)の大学入試成績は数学139点、語文 129点、英語 135点、文科総合が 271点だ。 2006年大学入試で 685点という優秀な成績にて 五常市理科首席を占めた崔相東君は英語 138点の成績にて五常市の受験生全体の英語科最高成績を取った。

以上、首席学生たちの成績を見れば、語文と日本語だけでなく数学や英語及び総合科の成績がより高いことがわかる。

大学入試で首席を取った学生たちは、大多数が中国の一流大学である北京大学と清華大学に入学し、大学でも成績が上位を占めているという。

(黒龍江新聞 チョン・ヨンメ、ラ・チュンボン、チャ・ギョンスン記者 2007年7月13日)
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