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[文化] 管理部門がない延吉省級文化財、道知事官公署の建物

 

最近、延辺州政府北の光華路曙光路地に位置する延吉民国初年の道知事官公署(道尹公署)建物は、 管理する人がなく、ゴミが積もったままみすぼらしい姿で立っており、人々の憂慮を催している。

調べによれば、延吉道知事官公署建物は歴史が悠久たる省級重点文物保護単位だ。 しかし現在、 建物の保護管理の情況は惨憺たるものだ。

しばらくこの建物を借りて使っている延辺長白山文化研究会会長・安龍禎の紹介によれば、この建物 は 1909年に建設したもので、当時、吉林辺境地帯問題監督弁公署と呼ばれ、98年の歴史を持っている。

1983年、この建物は州級重点文物保護単位になり、1992年には省級重点文物保護単位になった。 道知事官公署は今、延辺長白山文化研究会でしばらく借りて使っており、日常の管理や補修もしばらくは 文化研究会で責任を負っている。しかし長白山文化研究会は道知事官公署の補修管理単位ではないため、 道知事官公署を専門的に修理する資金がない状況だ。

安龍禎は官公署建物の窓ガラスは盗賊が割ったもので、品物は失われなかったものの、窓が使えなくなり、 胸が痛むと語った。 80年代に延吉道知事官公署の建物は、もとは延辺州地方志編集委員会の弁公室だった。 1984年、州政府では官公署を修理した事があるが、既に 20年余りの歳月が過ぎ去った。 現在、 道知事官公署の建物は風雨の洗礼を受け、壁が風化しており、一部は既に傾き始めている。

安龍禎は道知事官公署の現在の状況は、市民の文化財保護観念が欠けていることとも関係があると 述べた。 延吉市は歴史が悠久で、いろいろな珍しい文化遺産がある。 文物を保護することは実際、 まさに私たちの社会全体の環境を保護することと同じだ。

歴史を参考にして歴史を研究する過程を通じ、人々は気高い精神的郷愁を享受することができる。 延吉市民として私たちは適切に文化財保護に関心を払い、延吉市の文化財保護事業のために貢献しなければならない。

(吉林新聞 2007年7月12日)
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