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[経済] 中露野菜貿易のビジネスチャンス

中国、世界最大の野菜生産国

ロシア、野菜供給が 50%不足


最近、ロシア市場の野菜需要量が旺盛になっている。 これは中露両国の野菜貿易にとって良いチャンスをもたらしてくれる。

現在、我が国の野菜栽培面積は世界全体の 3分の 1以上を占めており、生産量は世界生産総量の 60%ほど を占める。 中国は既に世界最大の野菜生産国になっている。

これに対して、ロシアは自然条件の制限を受け、野菜供給が需要量に比べてずっと落ち込んだ状態だ。 ロシアは冬が長くて寒く、夏は短く、野菜栽培に相応しくない地域といわれる。 1年以内に、わずか 3ヶ月ほど のみ野菜が供給され、毎年 10月から翌年 7月までは季節の野菜を食べることができない。

ロシアでは現在、自国で生産した野菜 1300万トン、外国で輸入した野菜 180万トンで国内に野菜を供給している。 ロシア政府筋によればこの程度では、まだ 50%の野菜が不足だという。

ロシアは我が国の野菜輸出大国だ。 ロシアの野菜は主にUNや中国、ラテンアメリカの一部の国々から輸入されて おり、そのうち中国の野菜が 30.5%を占める。

ロシアに輸出される野菜の品種は 2つの条件が備わっていなければならない。 一つはロシア市場で需要量が多い ものでなければならず、ロシア人が好んで消費するのは、茄子、たまねぎ、じゃがいもなどだ。 二つ目は我が国に 強みのある品種であることだ。 内モンゴル満洲里通商口の統計資料によると、この何年間かで我が国からロシアに 輸出した野菜のうち上位を占めるものは、たまねぎ、茄子、じゃがいもの順だ。 この 3種の野菜は、 上述した 2つの条件を備えている。

その外、ロシアに輸出される野菜はロシア人の味覚に合うものでなければならないことも、非常に重要だ。 黒龍江省チチハル市で生産した 'リンゴたまねぎ'は、ロシア人が最も好む野菜だ。 このような特殊な強み商品は、 優先的にロシア野菜市場に輸出され、中国野菜の認知度を高めた。

業界関係者の分析によれば、中国野菜はロシア市場で潜在力が非常に大きい。 中国野菜がロシア市場に直接投入 される一番直接的な経路は、中露辺境通商口に現代的で大規模の対ロシア農産物輸出基地または卸売りセンターを 建立することだ。

これ以外に、外事、通関、貿易会社、農業などの部門で密接に連携して対ロシア農業経済貿易の合作における実際 の問題を解決しなければならない、と業界関係者たちは述べた。

農業部では今年 10月にモスクワで中露農業投資合作推進会、中露農業合作展望セミナーをそれぞれ開催、 このような交流を通じて両国間の野菜を含む農業領域のさらに広い合作機会を提供する計画だ。

(黒龍江新聞 2007年7月11日)
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