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[社会] 韓国語試験申請、混乱の中で進行

代理申請費用、最高 700元要求、申請者たちを苦しめる

吉林大学の試験会場を選択することができなかった吉林省の朝鮮族たちは、いつも吉林大学 試験場の割当人数がまた増加されるのではないかと言ってコンピューターに一日中釘付けになっている。

訪問就業制韓国語試験のインターネット申請が開通した後、インターネット申請と受験費の インターネットによる支払いができない朝鮮族に、さまざまな困難をもたらしている。

申請システムが開通した翌日、東北3省の試験場である吉林大学と大連外国語学院の割当人数が満員 となり、申請者たちは仕方なく国内の南方都市にある試験場所を選択しなければならなかった。

さながら赤ん坊よりも臍の緒が大きい状態の如く、申請費は 200元なのでさほど高くはないが、国内で、 南方へ試験を受けに行かなければならない場合、旅費だけでも申請費の何倍にもなる状況だ。

ところが韓国に縁故の無い人々は、試験機会を逃すわけには行かず、上海、広州等にある南方の試験場でも 泣く泣く申し込みをしなければならなかった。

インターネット試験登録を代わりにしてくれる個人の中には、申請者が試験申請の方法が分からず、 申請が出来ないのではないかと焦る心理を利用して、法外な代理申請費を要求する現象も現われた。

吉林、瀋陽など一部の地方では申請費の他に 300〜700元を要求する事例まで現われ、申請者たちをさらに苦しめている。

一部の業者たちは 《南方に行ったり来たりすることで交通費を何千元も使うようなことはやめて、 私が保証した上で試験にも受かるようにして抽選でも受かるようにしてあげるから、お金を 3万 5000元 払いなさい》などと、訪問就業制の制度をよく知らない申請者を欺いている。

業界関係者たちは、試験申請が始まる前に該当部門で試験に関する政策を広報することにエネルギーを あまりにも多く使った反面、申請方法についての紹介がなく、それが混乱をもたらすことになったと指摘している。

また今度の訪問就業制試験者の大部分が朝鮮族農民であり、これらの農民たちが上海や広州に受験証を 受け取りに行ってさらに試験まで受けようとすれば、数千元のお金が必要となるが、これは普通、一つの 農民家庭のほぼ一年分の収入に匹敵する。

そして、今後も試験を受ける場合、それぞれの居住地の近くでインターネット申請にて試験を受けられる ように割り当てられなければならないとの要望が多い。

また、今度の申請経験を通じて、申請者はインターネット接続についての知識を必ず掌握しなければ ならないと業界関係者は言う。 他人に任せて申し込んだり、申請費を支払うよりは、各人が学んで これからの生活に対応しなければならないとというのが主な意見だった。

(吉林新聞 2007年7月10日)
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