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[社会] 無縁故同胞の韓国語能力試験'3重苦'

'コンピュータ知らず、情報不足、遠征受験'

訪問就業制のための実務韓国語能力試験(B-TOPIK) 受験願書の受付が始まった去る 4日、中国の 無縁故同胞たちは願書を申請するために大変な苦労をしなければならなかった。

来る 9月16日に予定された実務韓国語能力試験を受験すれば、来年に韓国を訪問できる機会が与え られるとあって、一度にら受験者が大挙殺到したが、インターネットだけでしか願書を受け付けられない ようにした考査規定のためだった。

延辺韓国招請詐欺被害者協会のある関係者は "受付が始まるやいなや不満をぶちまける電話が殺到し 始めた"とし "一生の間、農業しかやったことのない人にインターネットで願書を申請しなさいと要求 するのは、現実を完全に無視した仕打ち"と批判した。

瀋陽に居住する朝鮮族 Yさんは "知り合いや友達から替わりに願書を申請してくれと言う電話を 10本 以上受けた"とし "韓国語能力試験は '労務人力ではなく科学者を選ぶ試験'という笑い話まで出回っている"と伝えた。

今度の試験を管理している中国教育部考試センターは、今年 9月の試験からインターネットだけで願書を 受け付けることとし、費用もインターネットのみを通じて納めるようにした。 願書の受付方式が変わり、 普段コンピューターに接したことのない 'コンピュータ知らず' の朝鮮族は、高い壁に挫折感を感じるしかなかった。

試験の定員に関する案内が不足していたことも受験生に混乱をもたらした。今度の試験は 7月31日まで 願書を受け付けているが、中国全域の 16ヶ所の試験場のうち、長春や大連の場合、 4日正午に受付が 始まってからわずか 4〜5時間で受付が締め切られたからだ。

この日、中国教育部考試センターはインターネットウェブサイトに長春 5千名、大連 4千名を含む 合計 2万1200人と、試験場収容人員を告示した。 二日後、合計 3万7千名に増やして告示することはしたも のの、希望者は誰でも試験を受けられるものと思っていた朝鮮族は "もしかして定員が減ったのではないか" と不安を隠すことができなかった。

これについて韓国語能力試験の出題機関である韓国教育課程評価院のある関係者は "私たちもこんな話を聞いて 中国教育部考試センターに問い合わせた結果、サーバー容量の限界と受験人員の予測の問題のため、そのような 現象が発生したという返事だった"とし "7月31日の締め切りまで受付状況を勘案し、弾力的に受験定員を調整 して行く計画"と説明した。

それでも朝鮮族の大部分が居住する東北3省地域に割り当てられた試験定員は現在、 1万3千800人。 したがって長春や大連の試験場に願書を申請できなかった受験生は、北京や天津、上海や、遠くは南京まで、 遠征試験を受けに行く羽目になった。

(黒龍江新聞 2007年7月9日)
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